『あぶない刑事』最強バディが大阪に登場 舘ひろし&柴田恭兵アクションシーンは「全身、筋肉痛」

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2024年05月12日 10:00  ORICON NEWS

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『帰ってきた あぶない刑事』舞台挨拶付き先行上映会「タカ&ユージが返ってきた!」ファンミーティングin大阪の様子 (C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
 映画『帰ってきた あぶない刑事』(24日公開)舞台あいさつ付き先行上映会「タカ&ユージが返ってきた!」ファンミーティングin大阪】が11日、開催され、主演の舘ひろし(鷹山敏樹役)、柴田恭兵(大下勇次役)が登壇した。

【写真】70歳に見えない!『あぶない刑事』舘ひろし&柴田恭兵の2人

 2016年に公開の前作『さらば あぶない刑事』の際は、大阪・道頓掘にてプレミアイベントを行った2人。会場は8年ぶりに大阪に帰ってきたタカ&ユージを心待ちにしていた「あぶ刑事」シリーズを愛してやまない観客たちで満員となり、待ちに待った最新作への期待の詰まった熱気であふれていた。

 非常に高倍率であり、ごくわずかの参加権を得ることのできた幸運の持ち主が集まった本ファンミーティング。映画上映後、ファンミーティング開始を待つお客様で満員の会場は、本作をいち早く鑑賞した興奮冷めやらず、「あぶ刑事」を愛する熱気で一杯だった。

 大歓声の中、フォーマルウェアに身を包んで、お馴染みのサングラス姿で颯爽と現れた“ダンディー鷹山”と“セクシー大下”の最強バディ。客席後方からの思いがけぬサプライズ登場に大興奮のファンからは、割れんばかりの拍手と「舘さん!」「恭サマ!」「タカ!」「ユ―ジ!」といったたくさんの声援が鳴りやまず、会場のボルテージは一気に最高潮に達した。

 そんな「あぶ刑事」を愛するファンたちに、タカとユージは笑顔を見せる。鷹山敏樹役の舘ひろしは「舘でございます」とダンディーな第一声。おかえり、という客席からの声に「ありがとう。」と感謝の言葉で応え、「8年ぶりに帰ってきました。老体に鞭打って頑張りました。楽しんでいただけたら幸いです」とあいさつ。

 続いて大下勇次役の柴田恭兵が「皆さんも会いたかったと思いますが、僕たちも大阪のあぶ刑事ベイビーたちに会うのを楽しみにしていました」と呼びかけると大歓声が。「拍手で応えてください。映画、面白かったですか?楽しかったですか?かっこ良かったですか?」と問いかけると、客席から割れんばかりの拍手が鳴り響き、興奮が伝えられた。

 「(土屋)太鳳さんの役をやってみたいなって思った人?」と問いかけ、はーい!と客席から声がかかると「無理です!」と答えるお茶目な返しに笑いがあふれた。「でも、ここにいる皆さんは、タカとユージの娘たちです。関西のあぶ刑事ファンの皆様、本当に熱くて嬉しいです。今日はありがとうございます。」と愛溢れる感謝の言葉を述べると、改めて大きな拍手が沸き上がった。

 本作の一番の見どころであるクライマックスのアクションシーンには、ロケ地として神戸の埠頭が使用されている。この神戸におけるアクションシーン撮影の感想を問われた柴田は「全身、筋肉痛でした」との一言で会場を沸かせ、「70過ぎてから映画を撮りたいな、と思っておりまして、同世代の方に向けてタカとユージが頑張ってますよ、というメッセージをこめながら歳相応に一生懸命走りました。」と振り返った。

 定番のタカのハーレーシーンについて柴田から「今回の舘さんのショットガンのシーンは今までで一番だと思っています」と称賛の言葉が送られると、舘は「僕は恭サマと違って走ったりする必要はなく、乗っていればいいので割と楽でした。」と返し、会場は笑いに包まれた。

 最後にファンに向けてメッセージを求められると、2人はずっと着用していたサングラスを外し、客席は再び沸き上がった。舘は、「凄い高い倍率の中、お越しいただき本当にありがとうございます。面白かったですか?」と問いかけると、客席からは舘に思いを届けるべく盛大な拍手が。「是非、ご友人・知り合いの方に、『帰ってきた あぶない刑事』面白かったよと宣伝していただければ幸いです」と呼びかけた。

 続いて柴田は「70過ぎてから映画を撮ろうと約束した先輩たちの中に、この映画が完成する前に亡くなってしまった方が何人かおられます」と長年にわたり「あぶない刑事」シリーズを作り上げてきた同志であるスタッフの名前を挙げ、ラストシーンの際に彼らの名前を呼びながら撮影したことを明かした。「5回、10回と、わかるまで見てください」という言葉に客席から「見る見る!」と声があがると、「すてきな映画ができたと思います」と揺るぎない自信をのぞかせた。
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