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案の定、義弟(ユウジ)一家が来ても、夫も義母もいつも通り何も手伝ってくれませんでした。義母からは「アリサさん病み上がりなのだから」の一言すらない。夫も「無理するな」とも言ってくれない。もちろん、ユウジ君の嫁のサラさんも何もしてくれません。申し訳ない程度に、食器を下げてくれるだけ。
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「お兄ちゃんだって稼いでいるのだから、それくらい出せるでしょう?」「それに、お金が大変だっていうのなら、なおさら自炊しないと」義母はまったく私に配慮しようとしません。負担だ、大変だという意見さえ受け入れてもらえないのは正直かなりしんどいです。
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(もう、この人たちには何を言ってもダメなんだな)(私を“便利な嫁”としかみていないんだ……)今まで一生懸命話し合いをしようとしていた私ですが、諦めたほうがいいと感じました。
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前々から離婚が頭をよぎっていたのは事実です。しかし、毎日をこなしていくのに精いっぱいで、離婚を考えるほどのエネルギーがありませんでした。
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ただ、私が今までやってきたことを、誰かにわかってもらいたい。そう思い、ユウジ君のお嫁さんであるサラさんに連絡を入れることにしたのです。なおかつ、「義実家はひどい家なので気を付けて」ということも、伝えたくなってしまいました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・林檎りん 編集・塚田萌