KNT-CTホールディングス、75億4,000万円の最終黒字　2024年3月期

KNT-CTホールディングスは、2024年3月期の決算を発表した。最終損益は75億4,000万円の黒字だった。

売上高は2,554億2,700万円、営業利益は72億7,200万円（前期比36.3％元）、経常利益は79億7,700万円（同33.8％減）だった。最終損益も前期比36％減となった。国内旅行や訪日旅行は堅調に回復したものの、海外旅行の回復は遅れをみせているとしている。

4月1日付で地域共創推進室と訪日事業推進室を設置し、地域共創と訪日客への対応を強化する。クラブツーリズムでは仕入れ価格の上昇に対応し、日本船のチャータークルーズなどの高価格帯商品の拡充にも取り組むほか、ドライバーの時間外労働の上限規制に対応し、隙間時間を利用して参加できる短時間の日帰りツアー「ちょこタビ」の提案などを行っていく。