「これイイ!」47歳の寝不足肌にも効く、セザンヌの下地がおすすめ…物足りない点はあるけどね

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2024年05月13日 16:10  女子SPA!

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 美容ライターの遠藤幸子です。多くの女性が抱えるお悩みといえばくすみですが、程度の軽いものなら化粧下地でカバーできる見込みがあります。

 おすすめは、くすみを払いながらワントーン明るい肌に導くトーンアップベース。

 プチプラでありながら優秀な商品が揃うセザンヌで見つけた「UVトーンアップベース ピンク」748円(税込)で、大人のくすみをどこまでカバーできるのか試してみました。

◆47歳のくすみをどこまでカバーできるのか?

 起き抜けのくすみが気になる筆者は、朝のスキンケアでブライトニングケアを行いつつ、自然にトーンアップして明るい肌に整える化粧下地に頼る日々です。

 これまでデパコスを使用することが多かったのですが、ここ2年くらいでプチプラのベースメイクの進化を強く感じていて、プチプラの優秀ベースもパトロールしています。

 セザンヌを使用して筆者のくすみはどの程度カバーできるのか、毛穴の開きも気になるので、それもどの程度カバーできるのか、期待を込めて使用しました。

◆寝不足肌への効果は?

 まずは、寝不足でどんよりと、くすんでいるときに試してみました。

 寝不足だと化粧下地やファンデーションがムラになってしまうこともありますが、のびやかなテクスチャーでしっとりとしているのでムラになることはありませんでした。

 トーンアップ効果が高すぎると白っぽく仕上がり、首から浮いてしまうことがありますが、白浮きせず自然な仕上がり。トーンアップの具合は、ワントーンといったところです。そのため、普段の軽いくすみなら満足できますが、どんよりとしたくすみの場合はやや物足りなく感じられました。

 ただ、艶やかな肌に仕上がるので、ツヤとトーンアップの相乗効果で美肌見えする印象です。

 カバー力はというと、目の下のクマやまぶたのくすみなどにはやはりコンシーラーが必要ですが、土台を整えるという意味ではまずまずのくすみカバー力だと言えます。また、ツヤとの相乗効果で毛穴がカモフラージュされる印象を受けました。

 また、テカリと混同するようなツヤ感ではないほどよいツヤ感なので、合わせるファンデーションを選ぶ必要もないように感じられました。

◆「UVトーンアップベース ピンク」って、どんな商品?

 ピンクというよりピンクベージュといったほうがしっくりくるUV下地で、のびやかなテクスチャー。軋まずにのびて、くすみをカバーし、血色感のあるワントーン明るい肌に導きます。

 紫外線防止効果は、国内最高レベルのSPF50+/PA++++。美容液成分70%と5種の保湿成分配合でスキンケア効果が高く、日中の乾燥を防ぐ効果も期待できます。また、汗や水に強いウォータープルーフ処方で、崩れにくい仕様であることも魅力的です。

 無香料、タール系色素不使用、無鉱物油、アルコールフリー、パラベンフリー、紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル処方)とお肌に比較的優しい使用感。単品使用時には石鹸や洗顔料で簡単に落とすことができます。

 1000円を下回るリーズナブルな価格であるにも関わらず、数多くの機能を兼ね備えた商品です。

◆最近の化粧下地進化に伴い、これがあったら…。リクエストしたいポイントは?

 ここ最近の化粧下地は年々驚くほど進化している印象があり、ファンデーションを重ねなくても十分なほどカバー力があり、美肌に仕上がるものもあります。

 トーンアップ効果を謳う商品は特にその傾向が強いように感じていますが、「UVトーンアップベース ピンク」はそこまでのカバー力はないと感じました。肌にのせたときほのかな血色感があるものの色づきをあまり感じないので、もう少し色がついて肌色補正効果がアップしたら嬉しいと感じました。

 しかし、こちらの商品は2022年に発売された商品なので、今後のリニューアルなどに期待し、1本でも美肌に仕上がるものに進化を遂げることに今後個人的に期待したいです。

<文・撮影/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en

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