『名探偵コナン』起用のカレー、「3文字」がファンにぶっ刺さり “あのセリフ”を完全再現

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2024年05月15日 11:00  Sirabee

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(©ニュースサイトしらべぇ)

13日、公開中の映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が、公開から1ヶ月で興行収入128億円、観客動員数898万人を突破したと発表された。改めて、根強い人気を誇ることが窺える。

ネット上では、コナンに関連したある商品のネーミングが話題を呼んでいて…。

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■『名探偵コナン』を起用したカレーの商品名

事の発端は、4月下旬に投稿されたあるXユーザーのポスト。内容としては、コナンを起用したカレーの商品名がユニークだというもの。

漫画やアニメのキャラクターとコラボしたカレーは珍しくないが…。拡散された写真を見ると、「見た目は辛口、味は甘口! バーロチキンカレー」という何とも目を引く商品名が印字されているのだ。

ご存知、『名探偵コナン』は謎多き犯罪集団・黒の組織によって少年化された高校生探偵・工藤新一が江戸川コナンと名乗り、様々な事件を解決していく物語。同作のキャッチフレーズ「見た目は子供、頭脳は大人…」はあまりにも有名だ。

「見た目は辛口、味は甘口」はそんなキャッチフレーズをもじったものと思われるが、特に注目を集めたのが「バーロ」の3文字。このセリフは作中でコナンがたびたび使用する「バカ野郎」の短縮形だ。

 

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■「コナンの声で脳内再生される」と話題に

人気漫画とコラボした商品だと、そのキャラクターの名前を商品名にすることも珍しくない。そんな中、あえて「コナンカレー」ではなく、彼を象徴するフレーズや口癖を採用した商品名は、多くのコナンファンに刺さったようだ。

ネット上では、「企画部の方々にスタンディングオベーション」「語呂がええなぁ」「コナンの声で脳内再生される」「ネーミング好きだわ」など、魅了される人が続出。

なぜ、この商品名にしたのか。件のカレーの販売元である株式会社アイアップに取材したところ、「たった一つの真実」が明らかになったのだ…。

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■有名すぎる「あのセリフ」を完全再現

株式会社アイアップは玩具や雑貨、キャラクターグッズの企画、製造、販売を手がけており、『ポケットモンスター』や『東京リベンジャーズ』など人気アニメに関連した商品を多数販売している。同社の担当者によれば、話題になったコナンのカレーは2017年に開発した商品だという。

気になる名前の由来に関して、担当者は、「江戸川コナンのオープニングキャッチフレーズでもある『見た目は子供、頭脳は大人』と、江戸川コナン・工藤新一の特徴的な口癖『バーロー(バカ野郎)』に掛けています。セリフを聞くと『バーロー』の『ロー』を伸ばす印象ですが、原作のセリフの『バーロ…』に拘り、『バーロチキンカレー』という商品名になりました」と説明する。

映画やアニメでの印象が強いため、コナンの有名なセリフは「バーロー」と思う人も多いだろう。ただ、漫画では「バ、バーロ…」「バーロ!」「バァーロ!!」などと表記されているのだ。

有名なセリフを細部まで完全再現しており、コナン愛の強さを感じる。

 

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■気になるカレーの味は…

気になる中身は、通常のカレーに比べて真っ赤な色をしており、一見辛そうに見える。実際、どんな味がするのか。

こちらの質問に関して、担当者からは「子供たちでも食べられるような甘口に仕上げ、商品名である『見た目は辛口』にするため赤に拘り、トマトベースにしてドライトマトやパプリカを入れています。一見辛そうな印象を持たせ、味は裏腹にトマトの甘味や酸味といった旨味を押し出して食べやすくしています」という回答が寄せられている。

同商品はアイアップECサイトや『名探偵コナン』などのアニメやキャラクター雑貨を取り扱う店舗で販売しているとのこと。興味のある人はぜひ、食べてみてほしい。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)

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