<お金が足りるか>「周りは貯金がなくても子どもが3人いる」から3人目がほしい!軽すぎる?

0

2024年05月15日 13:30  ママスタセレクト

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ママスタセレクト

ママスタ

結婚前に「子どもは〇人ほしいなあ」と理想を描いても、実際に結婚して1人、2人と子どもを育てるなかで「やっぱりもう1人ほしい!」と思うこともあるでしょう。ただ家族計画は「子どもがほしい」という単純な感情だけでは決められないものですよね。ママスタコミュニティに寄せられたのは、3人目の子どもを産むかどうか悩んでいる投稿者さんからの相談です。小学校1年生と年中のお子さんがいる33歳の投稿者さんは、もともと子どもは2人と考えていたものの、30歳を過ぎてから3人目がほしいと思うようになったそうです。
『1人目を25歳、2人目を27歳で産んでいます。自分の人生計画では30歳までに男女2人ほしいと思っていて、その通りになりましたのですごく満足していました。ところが30歳を過ぎてから「3人目がほしいなあ」という気持ちが出てきて、でも3人なんてお金もかかるし、「もう30代だし諦めよう」と考えていました。

今33歳になり、もうラストチャンスだと思うとやっぱりほしいと思うようになり、毎日モヤモヤしています。ちなみに旦那は子作りには賛成してくれるとは思います。でもお金の面や子どもたちがどんな風に思うのかなど、いろいろと考えて答えが出ないまま年を取りそうです。ちなみに田舎暮らしです。なにかアドバイスや助言をいただけたら幸いです』
3人目がほしいとは思うものの、金銭面や上の2人のお子さんのことを考えると決断ができずにいるという投稿者さん。しかし30代も半ばにさしかかり、産む決断をするなら早いほうがいいとして悩みをママたちに吐露していました。この投稿にママたちからはさまざまなアドバイスが寄せられていました。

やっぱり不安になるのはお金のこと



3人目を授かりたいと思うと、妊娠や出産の年齢的なタイムリミットはもちろんのこと、子ども3人の教育費や生活費など、現実的なお金も懸念点になります。今回の投稿では多くのママたちが「旦那さんの年収がいくらかによる」「共働きでしっかり貯金できるなら3人目もありでは?」「世帯年収1,500万円は必要だと思う」などと金銭面を心配していました。
『3人だと結構な額がいるのですね。田舎だからなのか、近所の人も高卒で就職が多く見られます。年収1500万円というのは何にそこまでかかるのですか? 私の友達は3人子どもがいますが、結構お金を使う人なので「全然貯金ができない」と言っていて、それでもなんとかやっていってるので大丈夫なのかなと思っていました!』
しかし、ママたちのこうした心配コメントに投稿者さんは上記のように楽観的に返答していました。この返答を見ると、子ども1人あたりどのくらいのお金が必要なのかについて、あまり深くは考えていない様子です。3人お子さんがいる周囲の人たちの状況を見て、「3人いてもなんとか大丈夫だろう」と捉えているようでした。

子どもの人数や生活を周囲と比較するのは危なっかしい

『子どもを産むのは周りと比較するものじゃないよ。子どもそれぞれ違うんだし、将来の進路も違う。田舎なら尚更。みんな上京を望んだらどうする? 一人暮らしの費用や毎月の仕送りを3人分。ゾッとすると思うよ。我慢させて親の言う通りの進路に行くなら安いよ。習い事なし、バイトさせて高卒で働いてもらう。でもそれをあなたは望むの? 子どもは? 人と比べずに自分たちは子どもが望むことを叶えてやれる財力があるのかを考えて産みなね』
『子どもたちが我慢ばかりの生活にならず、頼れるところは頼れて、上の子たちも優先する時間を作れるならいいと思う』
投稿者さんの感覚には「もっと危機感を持たないと3人目どころか、今の2人の子どもたちの教育費も危ういよ」と心配していたママがいました。投稿者さんの住まいは地方ということですから、たとえば東京など都市圏の大学に通いたいとなった場合には大学費用だけでなく、一人暮らしの家賃や生活費などの仕送りも必要になってくるでしょう。奨学金やバイトで賄えばその時々はなんとかなるかもしれませんが、それによって学業が疎かになったり将来的に子どもが奨学金を返済し続けたりと子ども本人に負担がくるかもしれません。もちろん大学より前に、中学校や高校で私立に進みたいという希望が出てくる可能性も。子どもの希望する進路や習い事などを十分にさせてあげられるだけの経済状況なのか、子どもの希望を我慢させても3人目がほしいのか。「3人目がほしい」という希望を持つ前に、考えておくべきことはたくさんあるのではないでしょうか。

産むかどうかは他人に聞いて答えが出るわけじゃない。不安なことは専門家に


『人生十人十色。他人に聞いてもどうしようもない。旦那さんとの意見が一致していたら、望まれて産まれてくるのだから何があろうと幸せなはず。ちなみに私は37歳で第3子を産んだ。若くても高齢でも出産は何があるかわからない。それを含めて覚悟の出産、子育て。何もしない後悔よりチャレンジしたほうがいいと思う』
『ある程度の税金や教育費の本などサラッとだけでも読んでみて、相談に行ってみてはどうだろうか?』
『他人の意見を聞くより、旦那さんと話し合ったほうがいいと思う。「3人目可愛いよ」「幸せ増えるよ、産んじゃえ!」とか「3人目大変だよ」と両極端なことを言われても困るでしょ』
年齢的にもラストチャンスと考えているなかで、3人目の子どもがほしいという投稿者さん。ママたちに3人目を産むべきかどうかと相談していました。しかしママたちからは「他人に意見を求めるよりも、自分の気持ちや家庭の状況としっかり向き合って決めるべき」というコメントがありました。妊娠や出産だけでなく、子育ては各家庭によっていろいろな事情があります。他の家庭がそうだから自分の家庭も同じようになるとは限りません。ママたちからは「教育資金は大丈夫なの?」と心配されていた投稿者さんでしたが、子どもにどのくらいお金をかけるのか、そのためにどのくらい貯蓄をしていくのかなどは、結局は投稿者さんや旦那さん自身が決めることですね。これもまた他人があれこれと口を出したり、他人の意見や考えがぴったり当てはまったりするわけでもないでしょう。

一方で、投稿者さんは周囲のママ友と比較したり他人にアドバイスを求めたりしているので、流されやすそうな点も気がかりです。今必要なのは誰かの経験や意見を鵜呑みにするのではなく、旦那さんとしっかり話し合い、自分たちの状況であれば子育て環境やお金の不安がないかを確認することではないでしょうか。そしてわからないことがあれば、専門家に聞いてみるのも必要なこと。ママたちからは「産みたい気持ちはこれからもなくならないだろうから、産みたいなら若いうちに産んだほうがいい」という励ましの意見もたくさん寄せられていました。投稿者さんは「3人目を産みたい」という気持ちをしっかり持っているわけですから、現実的に3人の子育てをしていくためにやるべきことや考えなければいけないことを精査していってほしいですね。

文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・マメ美

■ママスタセレクトで読む

    ランキングライフスタイル

    前日のランキングへ

    ニュース設定