「ママ似だね」イケメン長男が歌手デビューへ、西城秀樹さんが生前に語った「神様に与えられた時間」

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2024年05月16日 17:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

西城秀樹さん

《西城秀樹さんの息子さんがまるで「生まれたてのイケメン」のような雰囲気だった》
《西城秀樹さんの息子さんは、カッコいいと思うわ こういう人をイケメンと言うんだと思うわ》
《この子はママ似だね》

 5月16日、2018年に亡くなった昭和の大スター・西城秀樹さんの七回忌を迎えた。壮絶な闘病生活を繰り返し、それでも不死鳥のごとくステージに舞い戻ってきた西城さん。そんな故人の志を受け継いだスターが誕生しそうだ。

 総合格闘家で実業家の朝倉未来が代表を務める芸能事務所に、新年度の4月に所属した「木本慎之介」。冒頭のようにSNSでも湧き立った、端正な顔立ちをした20歳のイケメンの父親が西城さんだ。

「幼少期よりドラムを習いはじめ、小学生の頃に秀樹さんとステージ共演を果たしています。本格的に歌手活動を目指したのは高校生で、2022年にはインスタグラムを開設。当初は“素性”を明かしていませんでしたが、昨年にとんねるず・木梨憲武さんのバックコーラスに参加したことで知られる存在に。

 大物二世として大手事務所からも引くて数多だったと聞きますが、本人が父親の“七光り”と見られたくなかったのでしょう。自ら履歴書を送って今の事務所に入ったみたいですね」

慎之介誕生の年にも脳梗塞に

 老舗芸能プロ・マネージャーが話すように、西城さんもまたバンドのドラムスから歌手に転向し、地方コンテストを経て歌手デビューをつかんだ身。その背中を追うように、西城さんの七回忌を迎えた今年に一念発起したのだろう。

 2001年に17歳年下の一般女性と結婚し、翌年に長女を授かって47歳にして父親になった西城さん。さらに2003年に慎之介、そして2005年には次男も誕生。しかし、その間に2度の脳梗塞を患い、さらに2011年にも再発して治療に専念。

 闘病と早期復帰を繰り返しては全国のステージを駆け回る生活から一転、自宅でのリハビリ生活を余儀なくされた西城さん。仕事ができずに焦る父親に変化をもたらしたのは、慎之介ら子どもたちだった。

【成長期の子どもたちと過ごす貴重な時間を神様から与えられた、と考えるようになったら、家庭での生活が、がぜん楽しくなってきた】

父との時間は取り戻せないから

 3度目の復帰コンサートに臨んだ2012年10月、『週刊女性』のインタビューに応じた西城さんは、家族と過ごせた時間を「神様から与えられた時間」振り返り、さらには自身の病気に対しても、

【父親が病気を抱えていることで、子どもたちがよりやさしい人間に育ってくれるような気さえ、今はしています】

 子どもたちにいい影響があると信じ、ポジティブに笑うのだった。

 2018年の他界まで、華やかなステージよりも病床での父親を見る時間が多かったであろう慎之介。5月30日発売の『女性セブン』のインタビューでは、

《父との時間は取り戻せないですから……だからいま、パパの歌い方をめちゃくちゃ研究しています。パパが得意だった音域が豊かな歌い方を、もっと極めたいって。》

 頼もしく育った息子を、西城さんはあたたかな目で見守っていることだろう。

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