陸上風力発電規制法が成立=自衛隊レーダー影響防止

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2024年05月17日 13:01  時事通信社

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時事通信社

風力発電の風車(AFP時事)(資料)
 自衛隊のレーダーなどに影響する陸上風力発電施設の建設を規制する新法が17日、参院本会議で自民、公明両党や立憲民主党などの賛成多数で可決、成立した。自衛隊施設周辺を「電波障害防止区域」に指定し、事業者に事前の届け出を義務付ける。

 政府は再生可能エネルギーを推進するが、陸上の大型風車群は、自衛隊の警戒管制レーダーや通信に用いる電波を反射し、任務に支障が出るとの懸念が出ていた。

 指定された区域内に風力発電設備を新設する際、事業者は事前に防衛省に計画を提出。同省は自衛隊の電波利用に障害が生じる恐れがあると判断すれば、協議のため2年間建設を制限できる。違反者には1年以下の拘禁刑などの罰則を科す。 

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  • 風力発電は実施できる場所を厳密に限定しろよ。特に低周波などの影響が出ず、道路などの新設によって環境破壊をしない場所のみ認可するようにしろ。
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