トライアウト2ndはTeam Frontierのカマルザマンが勝利。鈴鹿8耐常連チームも上位フィニッシュ/2024鈴鹿サンデーロード第2戦

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2024年05月19日 15:50  AUTOSPORT web

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アズラン・シャー・カマルザマン(Team Frontier)、中村修一郎(信州 Re:N with TOTEC)/2024鈴鹿サンデーロード第2戦 JSB1000 8耐トライアウト 決勝
 7月に開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースの出場権15枠をかけた8耐トライアウト2ndステージが、5月19日に2024鈴鹿サンデーロードレース第2戦 インターJSB1000クラスのレースで行われた。

 開催地の三重県・鈴鹿サーキットは予選日は晴れたが、決勝日は小雨。レース中も少し雨が降っている状態で、気温は約20度のウエットコンディションとなった。決勝は39台がグリッドにつき、そのうちの33台が8耐トライアウトにエントリーした。

 ドライでは10周の予定だったが、ウエットのため8周に短縮された決勝レース。ポールスタートの中村修一郎(信州 Re:N with TOTEC)がホールショットを奪い、アズラン・シャー・カマルザマン(Team Frontier)が2番手、吉廣光(CLUBNEXT Honda Dream TAKASAKI 1)が3番手につけた。

 しかし、1周目のNISSINブレーキヘアピンで森本誠一朗(Team38 1)がコースアウトして芝に乗り止まり切れずに松永修(TeamマツナガKDC&ysp名古屋北)に当たり2台が転倒。先頭が1周を終えることなく赤旗が掲示されて、コース上のマシンはピットインした。

 10分ほどでマシンがコースインしてレースが再開されると、またも中村修一郎がホールショット。2番手にカマルザマン、3番手に高居京平(IRF with アズールレーン2)、4番手に羽根巧(TEAM AGRAS with NOJIMA)がつける。

 2周目からは中村修一郎とカマルザマンの2台がトップを争い、高橋直輝(Honda向陽会ドリームレーシングチーム)が3番手まで上がった。翌周の1コーナーではカマルザマンがトップに立ち、中村修一郎はNIPPOコーナーで抜き返そうとするがカマルザマンがレースを引っ張る。

 その後、吉廣も3番手まで浮上。4番手争いは高橋、宮腰武(IRF with アズールレーン3)、高居の3人となり、宮腰はさらにペースを上げて4番手に浮上した。

 そのままレースが進み、後続を少し離したカマルザマンが優勝。2位は中村修一郎、3位は吉廣が入り、この3人が表彰台を獲得している。

 8耐トライアウト2ndステージでの出場権を獲得した15チームは、決勝翌日の5月20日に発表される予定だが、2チーム体制で挑んだチームもあるため、上位15チームに入らなかったチームも通過することになるだろう。
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