TOHO Globalが制作したポスターのデザインを担当したのは、昨年のカンヌ国際映画祭クラシック部門で上映された『長屋紳士録』『宗方姉妹』(ともに小津安二郎監督作品)のポスターも手がけた長井雅子氏。
TOHO Globalによると、「まさに、かつて見たことのない『七人の侍』を見せたく、“ぶった斬る!”というのも意識した案で、斜めの線がきれいな曲線からガタガタしていくのは、刀でぶった斬った理想が現実になっていくイメージです。善悪、格差、あらゆる普遍的な二面性を本質的にえぐり出していて、現在の私たちにも地続きで、強く訴えてくるエネルギーには、畏怖の念を感じます、まさに今観るべき作品です」と、ポスターに込めた思いを語っている。