前人未到の4連覇達成にペップ「今は私たちの時代」…来季続投も明言

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2024年05月20日 10:57  サッカーキング

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史上初の4連覇へと導いたグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images
 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、来シーズンも続投することを強調した。

 プレミアリーグ第38節(最終節)が19日に行われ、マンチェスター・シティはウェストハムと対戦。2分にフィル・フォーデンが先制点を奪うと、18分にもフォーデンが追加点をマーク。42分に1点を返されたものの、59分にロドリが追加点を挙げ、3−1で勝利を収めた。この結果、マンチェスター・シティはイングランドのトップリーグ史上初めて4連覇を達成したチームになった。

 また、就任8シーズン目ながら、6度のプレミア制覇を達成したグアルディオラ監督は、データサイト『OPTA』によると、サー・アレックス・ファーガソン氏(13回)、ジョージ・ラムジー氏(6回)、ボブ・ペイズリー氏(6回)に続いて、イングランドのトップリーグで6度の優勝を果たした史上4人目の指揮官になったという。

 最終的には2位アーセナルとは勝ち点「2」差で前人未到の4連覇を達成した試合後、グアルディオラ監督はイギリスメディア『BBC』で「若い監督、偉大な才能のある彼らから今後数年間は気をつけなければならないというメッセージが送られている」と最終節までのもつれた優勝争いを振り返りつつ、次のように喜びを口にした。

「それでも、今日は祝う日だ。今後7年間にプレミアリーグで6回優勝するだろうと言われたら、正気の沙汰ではないと言うだろう。そんなことは起こらない。でも、それが起きた。今は私たちの時代だ。私たちはその一部なんだ」

 なお、現行契約は2025年6月30日までとなっているグアルディオラ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で「現実的には残留よりも退団に近づいている。8年目で、9年目になる。今の私の気持ちは来シーズンも残りたいということだ。クラブと話をするし、来シーズンについて話す時間はある」と契約通りに来季も続投する意思を示した。

 さらに、試合後の記者会見でも「(3冠を達成した)昨シーズンもそのような気持ちを感じた。私たちはイスタンブールにいて、『もう終わった。ここで何をするんだ? 何も残っていない』などと言っていた」と達成感を感じていたことを明かしたグアルディオラ監督だが、「でも、契約はある。私はここにいて、まだいくつかの瞬間を楽しむことができている。時々疲れているけど、そのうちいくつかを愛してもいる」と語りながら、次のように続けた。

「そして、数日経ったら、私たちは違う選手たちといい試合をし始め、勝利するようになり、どうして誰も4連覇をできなかったのかを考えるようになる。それに挑戦してみようではないかとね。今は終わったと感じている。次はなんだろうね? わからないけど、FAカップがあることはわかっている」

「私は知らなかったけど、プレミアリーグとFAカップの両方を2年連続で優勝したチームは過去にないとゲーリー・リネカーが教えてくれた。ライバル(マンチェスター・ユナイテッド)との対戦だから、選手たちには2、3日を楽しんでもらって、その後の2、3日で決勝に向けて準備をしていきたい」

「現時点で来シーズンのモチベーションが何になるかはわからない。すべてが終わった時はそれを見つけることが難しいこともある。それでも、私自身も含め、選手たちがそこにいて、今日勝つとなぜ考えないんだろうかと思うだろう。やるべきことを最大限にやるべきではないのかと考えるようになることもわかっている。そして、私たちがそれをやるつもりであることも知っている」


【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsウェストハム

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