5月21日、ASUSTeK Computer(ASUS)がSnapdragon X Elite搭載の新型「ASUS Vivobook S 15」(S5507QA-HA321W)を発表、6月18日から販売を開始する。価格は24万9800円だ(税込み、以下同様)。
●Snapdragon X Eliteを初搭載 Snapdragon X Plus採用モデルも
新型Vivobook S 15の特徴は、同社初のQualcommのPC向け新型SoC(System-on-a-Chip)であるSnapdragon X Elite X1E-78-100を採用していることだ。
CPUコアは性能重視の「Qualcomm Oryon」を12基搭載(最大3.4GHz)し、1〜2コアに限り稼働クロックを引き上げる「ブーストアップ機能」はサポートしない。GPUコアは「Qualcomm Adreno」(最大3.8TOPS)だ。
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SoCにはQualcomm Hexagon NPU(最大4.5TOPS)が内蔵されており、Microsoftが認定する「Copilot+ PC」準拠のノートPCとなる。AI対応のアプリケーションや、ASUS AIアプリケーションにおける処理をデバイス上で高速に行えるという。
メモリは32GB(LPDDR5X-8448/オンボード)、ストレージは1TB SSD(PCI Express 4.0 x4対応)で、2880×1620ピクセルの15.6型OLED(有機EL)を装備する。現時点で詳細なバッテリー駆動時間は不明だが、発表会では18時間の動作が可能とのことだった。
OSはWindows 11 Homeで、ボディーサイズは約352.6(幅)×226.9(奥行き)×14.7〜15.9(厚さ)mm、重量は約1.42kgとなる。
また、Snapdragon X Eliteの下位モデルとなるSnapdragon X Plus採用モデルの投入予定もあるという。
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