大人だけの飲み会に子連れで登場したママ友にモヤッ。「連れて来ちゃった!」じゃないよ…

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2024年05月22日 16:20  女子SPA!

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女子SPA!

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「子育て中はなかなか自分の時間が取りづらいからこそ、たまにの友人との時間は思いっきり楽しみたい!」そんなふうに感じているママは多いでしょう。

 東京都在住の主婦・里香さん(仮名・33歳)は、3歳、4歳の子どものママ。

 里香さんには仲良し5人組の地元の友人がおり、今では全員ママになっているため、年に数回ほどそれぞれ子どもを夫にお願いして集まっています。そんな友人との楽しい時間で抱いた、違和感とは?

◆たまには大人だけで集まりたい!

「私は地元の5人でずっと仲良くしていて、定期的にみんなで集まっています。今でもみんな地元に住んでいるため、子どもを連れてみんなで公園に行ったりすることは月に何度かありますが、それぞれ旦那さんのお休みが違うので、なかなか子なしでゆっくり食事する機会は取れないのが現実です。

 年に数回は旦那さんたちの協力もあり、子どもをお願いして“大人だけの飲み会”を開催し、たまに大人だけでゆっくり話せるのを楽しみに日々育児を頑張っているんです」

 毎回必ず5人全員が集まるわけでもなく、子どもが熱を出したりと誰かが来れないなんてこともよくあるんだそう。

「去年の年末頃、友人の1人の香ちゃん(仮名・33歳)が、グループラインで『そろそろ子なしで飲み会しない?』と発信したことをきっかけに、日程を調整し、『みんなこの日を楽しみに育児頑張ろうね〜!』とラインが終わりました」

 古くからの友人だからこそ悩みを共有したり、昔話で笑えたりとストレス発散になるため、この“大人だけの時間”をとても大切にしているといいます。

◆友人の一人が連絡なしに子連れで現れた…

「当日お店に到着すると、香ちゃんが『ごめーん、今日子ども預けられなくなっちゃって、連れてきちゃった!』と子連れで登場……。みんなは『そっかー、仕方ないね』という反応をするしかなかったのですが、『私なら預けられなかったら欠席するけどなぁ』と正直思ってしまいました」

 香さんの子どもは、とってもおしゃべり好きの3歳の女の子です。

「この日私は香ちゃんの子の隣に座ることになり『ねー、里香ちゃん、プリキュアって知ってる?』、『里香ちゃん、しりとりしようよ!』などとたくさんお話してくれたのですが、私が子どもの相手をしている間にどんどんみんなの話からは置いて行かれ、話に入れなくなり、終始子どものお世話係のようなポジションになってしまって。

 香ちゃんは『里香ちゃんが娘と遊んでくれるから、娘も楽しそうで良かった!』と言いつつ、自分は子どもそっちのけで楽しんでいて、モヤモヤしてしまいました」

◆案の定、グズりだす友人の娘

 子どもは大好きだという里香さんですが、今日は大人だけの時間を楽しみに来ていたので、正直ガッカリした気持ちに……。

「途中、私の状況を見た別の友達が席を変わってくれたのですが、みんなで話していても、香ちゃんの娘が、『ねぇねぇーきいてー!』と自分の話を始めたり、次第に『帰りたーい、つまんなーい』とグズり出す始末。

 もちろん、全員子どもが居るので子どもが飽きてしまうのは仕方のないことだと分かっているんです。普段からみんなで集まるときは子ども中心だからこそ、今日は“大人だけの時間”を楽しみたかった、ただそれだけだったんですけどね」

◆“大人だけの会”と決まっていたのだから…

 里香さんは改めて、こんなふうに思ったそう。

「同じママとして、私は大人だけの会と決まっていて、預け先がないならば欠席するのがルールではないかと思います。子どもが一生懸命お話しているのをあしらうわけにもいかないので、子どもとの会話には付き合ってあげたいとも思ってしまうので、難しいですね」

 今日はやっとのんびりした時間を過ごせると思っていた里香さんががっかりした気持ちになるのも無理はないですよね。

 もちろん、その場でこの気持ちを口に出すことはしなかったと言います。「仲良しの友人とはいえ、捉え方や常識は、人それぞれなんだなぁと感じた」とも語ってくれました。
<文/鈴木風香 イラスト/魚田コットン>

【鈴木風香】
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama

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