羽田空港(東京都大田区)で旅客機同士の翼が接触するなど、日本航空でトラブルが相次いでいることを受け、国土交通省は24日、航空法に基づき、羽田空港にある同社の事務所を臨時で立ち入り監査した。トラブルへの対応状況や安全管理体制を確認する。
日航を巡っては、23日、羽田空港の駐機場で乗員乗客300人余りが乗った旅客機と、別の旅客機の翼の先端同士が接触した。10日には、福岡空港(福岡市)を離陸予定の日航機が、管制官が停止を指示していた停止線を越えて滑走路に接近。滑走していた別の旅客機が離陸を中止した。いずれのトラブルもけが人はいなかった。