『マッドマックス:フュリオサ』こだわり抜かれた“最狂”改造車を深掘りする特別映像解禁

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2024年05月24日 17:00  ORICON NEWS

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映画『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日公開)(C)2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
 ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日公開)より、前作『マッドマックス 怒りの・デス・ロード』(2015年)でも印象深い<ウォー・タンク>、ディメンタス将軍の凶悪な愛車<シックス・フット>など、こだわり抜かれた“最狂”の改造車を深掘りする特別映像が解禁となった。

【動画】『マッドマックス:フュリオサ』特別映像(ヤバい改造車編)

 『怒りの・デス・ロード』で、シャーリーズ・セロンが演じた“戦士フュリオサ”は、いかにして生まれたのか。彼女の誕生を描く前日譚。バイカー集団の長、ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)に捕らえられ、母を殺された若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)。ディメンタスによって戦士として育てられた彼女は、激化する将軍とイモータン・ジョー(ラッキー・ヒューム)の覇権争いのさなかで、すべてを奪ったこのMADな世界(マッドワールド)をぶち壊すために覚醒する。

 アクション映画の常識を根底から覆す圧倒的な映像体験が真骨頂の「マッドマックス」シリーズ。まず目を奪われるのは、狂気の沙汰としか言いようがない改造車の数々だ。クレイジーな改造車は、まるで生き物のようにその存在感を放ち、観る者の度肝を抜く。最新作では、なんと145台もの車両が登場。『怒りのデス・ロード』を上回るパワフルな改造車たちの“狂気のカーチェイス”が観る者を圧倒する。

 今回解禁となった映像では、ジョージ・ミラー監督やアニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワースらが魂を込めた改造車について、熱く語る様子が捉えられている。“創造神”ジョージ・ミラー監督は「すべての車は、そのキャラクターを象徴する」と、車両は単なる乗り物ではないと語る。

 「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と『マッドマックス:フュリオサ』を製作する際に注意していたことのうちのひとつが、それぞれの登場人物を象徴するような車両を作ることだった。それらの車両は衣装や髪型、武器、そして彼らが持つあらゆる人工物と同じように、キャラクターの延長にある」と、唯一無二の世界観を生み出す彼ならではの表現方法についてコメント。

 さらにミラー監督は、「ディメンタス将軍は、物語のなかで車両を乗り換えるんだ。赤いディメンタスはチャリオット型のバイクに乗り、のちに燃料や戦士たちをより多く手に入れられるようになると、最終的には巨大なモンスタートラックに乗ることになる。そしてそれが彼のキャラクターになる。そしてフュリオサは最終的に、大きく進歩したウォー・タンクの製造を手伝うことになり、それが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場するウォー・タンクにつながるんだ。彼女の脱出への願いの象徴だよ。車両はキャラクターたちの一部だ」と、物語が進むにつれて車両の変化も楽しめると語っている。

 そんな監督の想いを受けて、若きフュリオサ役としてハードなカーアクションシーンの数々をこなしたアニャは「今やどの車も我が子のように大切で、どれかひとつなんて選べない」と、クレイジーな改造車に対して並々ならぬ愛情を明かす。

 本作では、マッドマックスシリーズの象徴でもあり、荒廃した砂漠を轟音とともに駆け抜ける“ウォー・タンク”や、フュリオサの復讐の覚悟が表れているような威圧感あふれる“クランキー・ブラック”、ディメンタス将軍が乗りこなす3つのバイクを合体させた“チャリオット”や、巨大な6つのタイヤを備えた“シックス・フット”など、個性あふれる狂った車両の数々が登場。本映像でもその姿を、貴重なメイキングシーンと共に確認することができる。

 「作品の奥みとディテールが僕に火をつけた」とクリスが語るように、本作では、ぶっ飛んだ車やバイクがフュリオサの復讐の物語にさらに火をつける。炎と爆音が飛び交う中、改造車たちは荒野を疾走しながら、命を削るかのような激しいバトルを繰り広げ、砂埃が舞う中で繰り広げられる戦いはまさにアクション映画の極致。映像の最後に、アニャは「一緒に最高のライドへ。後悔はさせない」とメッセージを送っている。


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