ホンダ:暑さと黄旗に翻弄される。ミル「コンディションは難しかったが明日は良くなる」/第6戦カタルーニャGP初日

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2024年05月25日 10:20  AUTOSPORT web

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ジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)/2024MotoGP第6戦カタルーニャGP 初日
 5月24日、2024年MotoGP第6戦カタルーニャGP MotoGPクラス初日のプラクティスがスペインのカタロニア・サーキットで行われ、レプソル・ホンダ・チームのジョアン・ミルは21番手、ルカ・マリーニは22番手で終えている。

 また、ヨハン・ザルコ(ホンダ・カストロールLCR)は19番手、中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)は20番手。ワイルドカード参戦のステファン・ブラドル(HRCテスト・チーム)は体調不良のため午後のセッションを欠場した。

 午前のフリー走行1回目は、全車がフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤでスタート。最初のピットインまでの間に、ミルが14番手、ザルコが11番手のタイムを記録し、今年のホンダとしては上々の滑り出しを見せる。

 終盤はミルと中上がオールドタイヤ、ブラドルがリヤのみ新品、マリーニが最初と同じコンパウンドのニュータイヤ、ザルコが前後新品のミディアムタイヤと、各車さまざまなタイヤの組み合わせで感触を確かめた。

 午後のプラクティスはブラドルが欠場。チームはX(旧Twitter)に「ブラドルは胃のウイルスに感染したため午後のセッションは欠場し、明日の朝にコースに戻ることを目指す予定だ」と投稿している。

 今大会が母国グランプリとなるミルは、路面温度が午前より18度も上昇したことを受けてか、リヤタイヤを硬くして前後ミディアムでコースイン。序盤から1分40秒台の好タイムを記録していたが、その後はタイムがなかなか更新できない周回が続いた。終盤、ミディアム/ソフトの組み合わせに変更して自己ベストを更新。手ごたえを掴むと、再度リヤに新品ソフトを投入して最終アタックに向かう。大幅なタイムアップも期待されたが、1周をまとめることができず21番手に終わった。

 チームメイトのマリーニはフロントにハードタイヤを装着してプラクティスに臨むが、2周のフルラップを計測するとすぐにピットインし、ミディアム/ソフトに変更した。こちらの方が感触が良かったのか、セッションの終わりに向けて徐々にペースも向上。計測最終ラップのセクター1では自己ベストを更新する好走を見せていたが、周回の途中でイエローフラッグが掲げられ、アタック終了となり22番手でセッションを終えた。

 ザルコは中盤まで1分41秒を切れず、苦しい時間が続く。終盤、リヤにソフトを入れるとあっさり1分40秒台前半を記録。勢いそのまま、次の周には1分39秒台をマークした。その後も2回リヤに新品ソフトを入れ、自己ベストをさらに更新。1分39秒558を記録し、ホンダ勢最上位の19番手となった。

 中上は序盤からペースが良く早々に1分40秒台をマーク。15周目に自己ベストを更新したあとは記録を残せない時間が続くが、最終盤には走りをアジャストしペースアップ。最終ラップはセクター自己ベストで周回し1分39秒台に届く走りを見せていたが、マリーニと同様、イエローフラッグによるタイム抹消となり20番手で初日を終えた。

■ルカ・マリーニ(FP1:17番手、プラクティス:22番手)
「正直、今日の内容はリザルトよりよかったと思う。セッション終盤、タイムアタックでミスをしてしまい、イエローフラッグも出たことでタイムを更新するチャンスを逃した。ポジティブなのはマシンがよくなったことだ。まだ走りには余裕がある。ホンダライダー全員が協力して、マシンを改善していく時がきた」

■ジョアン・ミル(FP1:18番手、プラクティス:21番手)
「午前中のフィーリングはとてもよく、午後のプラクティスもタイムを更新できると思っていたが、今日はコンディションが難しく思うような走りができなかった。しかし、まだまだよくなると思う。ここ数戦は、日を追うごとに前進できている。明日も路面コンディションとグリップの変化にしっかり対応してステップを踏みたい」

■ヨハン・ザルコ(FP1:13番手、プラクティス:19番手)
「先週、イタリアのムジェロでテストしたことを、ここで確認することができた。ただ、路面コンディションが変わるとフィーリングも変わるので、引き続き、さまざまなセットアップにトライしていかなければならない。午後のプラクティスでポジションは下がったが、タイムを短縮できた。明日のスプリントでは全力を尽くし、一歩前進したい」

■中上貴晶(FP1:20番手、プラクティス:20番手)
「今日は厳しい一日でした。昨年よりラップタイムは改善されましたが、依然として、リアのグリップ不足に悩まされています。今回はスプリント、決勝レースともにタイヤに厳しいレースになるので、明日のフリー走行ではレースペースに取り組みたいです」
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