米、対中制裁関税を大半で復活=適用除外終了、調達多様化促す
3
2024年05月25日 11:01 時事通信社
![時事通信社](https://news-image.mixi.net/media/4/004_jijipress.png)
【ワシントン時事】米通商代表部(USTR)は24日、米通商法301条に基づく対中制裁関税について、月末に期限を迎える適用除外措置の大半を延長せず、終了させると発表した。除外されていた429品目の多くで関税の上乗せが復活する。調達先の多様化や国内生産の増強を促し、サプライチェーン(供給網)の中国依存からの脱却を目指す。
混乱を避けるため、6月14日までの移行期間を設ける。調達先の多様化に時間を要するなどとして、一部品目への適用除外は来年5月末まで延長する。米ブルームバーグ通信によると、対象は、電気モーターや医療機器、食料品など164品目。
Copyright(C) 2024 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。