ココイチ“2000円超え”の衝撃、再び。「ココイチ史上最高額カレー」を実食した

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2024年05月25日 16:20  日刊SPA!

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一杯のカレーに2000円は勇気がいる選択だが、新たな景色が見えてくるかもしれない
ココイチファンの皆さん、デカ盛りファンの皆さんはもう試しましたか?
圧倒的な“肉”の存在感で度肝を抜かせてくれたCoCo壱番屋のお祭りメニュー、あの「肉塊カレー」が5月17日より新バージョンになって復活! 全国のココイチファンを再び肉塊の虜にしているようです。

2024年版の「肉塊カレー」はどんな味わいなのか? その進化を体感するべく、カレー評論家のスパイシー丸山が食べてみることにしました。

◆「肉塊トンテキカレー」LEVEL3はなんと「2640円」

新作のネーミングは「肉塊トンテキカレー」。トンテキ=ポークステーキ風に仕上げた肉の塊が楽しめるワイルドなメニューで、ニンニクを効かせたソースをかけて仕上げているんだとか。前作と同じくレベルで選ぶ“肉塊オーダー制”を取り入れていて、今回は肉の大きさを基準に肉塊LEVEL1〜3の3段階仕様になっています。

ココイチ史上最高額カレーとしても知られる同メニューですが、今回はLEVEL1が1580円、LEVEL2が2120円、LEVEL3が2640円と値段もアップ。さらに強気の価格設定になっているのが凄いですよね!

※価格はライス300g、辛さ普通の場合。東京都・神奈川県・大阪府以外のエリアは上記価格の21円引きになります。

◆肉塊、カレーソース、ニンニクが三位一体となり、異次元の旨さ

昨年はLEVEL3をトライし完食できたものの、筆者にはトゥーマッチすぎて後半は味に飽きてしまう事態に。それを踏まえてLEVEL2にしてみることに。ライスを少し軽めの250gにして辛さを2辛でオーダーしてみました。

レベル2でも2120円もするだけあって、肉の存在感はこのレベルでも十分凄いですね!

肉塊は超ぶ厚い豚肩ロース肉で、スプーンですくい口に運ぶとホロホロ崩れる柔らかな食感に思わず笑みが。

肉はガーリックを効かせた甘じょっぱいタレがかかる、そのままでもご飯が進む味付けなのですが、カレーをからめて口に運ぶと、パンチあるポークカレーソースが肉塊の美味しさをブースト! 2辛の刺激も相まって、スプーンが止まらなくなっちゃいます。

さらに嬉しいのが今作は素揚げのニンニクが3つも乗っているところ。ココイチのカレーと揚げニンニクの相性の良さは、トッピングアイテムの「旨辛にんにく」でよく知られていますが、肉塊が浮かぶカレーソースと一緒にいただくと、ホクホクのニンニクが全てを繋ぎ合わせて、ココイチのカレーが異次元の旨さに!!

スプーンがさらに止まらなくなり、肉塊もカレーソースもライスもみるみる胃袋に消えていきますね。

◆最後まで飽きずに完食

LEVEL2の肉塊ボリュームは満腹とトゥーマッチの間のちょうど良い量だったし、ライスを軽めの250gにしたこともあり、気が付けばあっという間にフィニッシュ! 今回は最後まで飽きることなく、理想的に食べ終えることが出来たのでした。

ただ、問題は食べ終わったあと。素揚げニンニクが思いのほか入っていたため、食後も口の中がスパイシーな状態になっていまして……。この日は人に会う機会が多かったので、カレーを食べた後はマスクをして過ごすことに。全ての用事を済ませ、仕事終わりに食べるのがベストかもしれないですね。

ココイチで1000円以上払うのに躊躇してしまう人も多いと思いますが、2000円を超えると逆に清々しい気持ちになりますよ(笑)。肉×カレーの喜びを思いっきり堪能できるお祭りメニュー「肉塊カレー」。最寄りの提供店舗でLEVEL2以上をワイルドに味わってみましょう。

<TEXT/スパイシー丸山>

【スパイシー丸山】
インド料理からお家カレーまで精通する次世代のカレー研究家。日本野菜ソムリエ協会カレーマイスター養成講座講師。レシピ、食べ歩き、商品情報など、カレーにまつわるさまざまなトピックを日々発信している。著書『初めての東京スパイスカレーガイド』 ブログ:カレーなる365日 Twitter:@spicy_maruyama

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