松本潤、人気ドラマ『99.9』に続編報道…二宮和也も同様だった「独立の本当の理由」

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2024年05月28日 21:01  日刊サイゾー

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松本潤

 今月30日をもって独立する嵐の松本潤が、退所後にTBS系日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』の新シリーズの主演とCMへの出演が内定していると報じられた。嵐の二宮和也も同じようなケースだったことから、「大きなドラマやCMの仕事を受けるためには独立が必須」という印象が強まり、今後さらに退所者が続出するのではと指摘されている。

 松本は今月16日に「正直なところ不安も大きいのですが、私自身の未来を形作るためには必要な一歩だと感じています」として、30日をもってSTARTO ENTERTAINMENTから独立すると発表。退所後は夏から始まる舞台に注力すると宣言していたが、その後にも大きな仕事が控えているようだ。

 27日付の「デイリー新潮」(新潮社)によると、2016年に第1シーズン、2018年に第2シーズンが放送されて高視聴率を記録した松本の主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の新シリーズ制作が決まっているといい、放送時期は来年1月クールになりそうだという。

 同ドラマが放送されていた日曜劇場枠は、故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて旧ジャニーズタレントの広告起用を見送り、STARTO社に移行してからも厳しい態度を継続しているサントリーなどがスポンサーとなっている。松本がSTARTO社に所属したままならスポンサーの関係で出演は難しいだろうが、退所の決断によって新シリーズ制作が可能になったとみられる。

 放送中の日曜劇場『アンチヒーロー』の第2話(4月21日放送)では、「日本の刑事事件における裁判の有罪確率は99.9%。これはドラマでも言ってましたよね」という『99.9』を引用したセリフが飛び出しており、これが新シリーズ制作の「匂わせ」ではと指摘する声もある。

 また、松本は性加害問題の影響で第一三共ヘルスケアなどのCMが放送見合わせとなっているが、同記事によると退所に伴って複数のCM契約が再開されるという。

 どうやら、独立は主演ドラマとCMへの出演のためだった可能性が高いようだ。同じ嵐の二宮和也もほぼ同様のケースとなっており、昨年秋に独立した二宮は今年7月期に人気ドラマの続編となる日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』に主演することが決定。松本と同じく性加害問題の影響で複数のCMが放映見送りになっていたが、今年3月にクレジットカード大手「JCB」の広告起用再開が発表された。

 民放ドラマの花形ともいえる日曜劇場への出演やCM起用の再開のためには「旧ジャニーズからの独立」が必要なようだ。また、NHKはSTARTO社のタレントの新規起用見送りを継続すると発表しており、STARTO社に残ったままなら大河ドラマや朝ドラへの出演も望み薄となるが、これも独立すれば問題なくなる。

 そうなると、同じ嵐の櫻井翔や相葉雅紀にドラマやCMの大きなオファーがあり、その条件が「独立」だった場合、松本たちに続いて退所を決断してもおかしくないだろう。二宮と松本が「独立で仕事増」の実例を示したことで、嵐のメンバー以外にもチャンスを広げるためにSTARTO社からの退所を検討するタレントが出てきそうだ。

 嵐はメンバー全員で新会社「株式会社嵐」を設立し、STARTO社とグループエージェント契約を結んだ。しかし、メンバー個人は長期休業中の大野智も含め、全員が独立する異例の形式となる可能性もありそうだ。

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