フジ7月期木曜劇場『ギークス』中村蒼が"ザ・刑事"役 昭和的で「ブラック」なキャラに思い【コメント全文】

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2024年05月29日 12:34  ORICON NEWS

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木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)に出演する中村蒼(C)フジテレビ
 俳優・松岡茉優が主演、田中みな実、滝沢カレンが共演する、7月期のフジテレビ系木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)(毎週木曜 後10:00)のレギュラーキャストが29日、一挙発表された。中村蒼は、“ザ・刑事”なキャラクターの芹沢直樹を演じる。

【写真】『ギークス』松岡茉優&田中みな実&滝沢カレンをとりまく男性7人

 同作は、頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“井戸端謎解きエンターテイメント”。オリジナル作品で、脚本は大林利江子氏と原野吉弘氏。フジテレビのゴールデン・プライム帯連ドラ初主演となる松岡をはじめ、田中、滝沢という「ありそうでなかった」トリオによる、キュートでちょっとだけこじらせた日常&痛快な謎解きストーリーを描く。

 松岡は、優れた記憶力で物事の細部を即座に把握してしまう主人公の鑑識官・西条唯役。田中は、心理分析のプロ・産業医の吉良ます美役。滝沢は、地域情報に精通する交通課員・基山伊織役。3人が毎週金曜日にお決まりの居酒屋に集まり、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせていると、毎回、悩む刑事たちから事件が持ち込まれる。

 新キャラクターは、中村、白洲迅、泉澤祐希、マギー、徳井優、若林時英、阿部亮平の男性キャスト7人。ギークを悩ますキャラクターや、舞台となる小鳥遊(たかなし)署のメンバーとなる。

■中村蒼/刑事・芹沢直樹(せりざわ・なおき/29)定時に帰りたい西条とは真逆の“ザ・刑事”
中村蒼は、小鳥遊署に務める強行犯係の刑事・芹沢直樹役。西条とは同期だが、正義感が強く、地道な聞き込みや徹底した張り込みなど、事件解決に向けて残業もいとわずに働く、彼女とは真逆の“ザ・刑事”なタイプ。西条からはその働き方を「ブラック」と言われているが、芹沢としても事件解決をせかす本庁や上司に振り回されてしまっているサラリーマン的な事情もある。そんな芹沢は、西条、吉良、基山のギークたちがくだを巻いている居酒屋にたびたび訪れては、今関わっている事件の謎を持ち込み、彼女たちを事件解決に巻き込んでいく。

■コメント
――今作のオファーを受けた時の思いや、台本を読んでの感想をお聞かせください。
「余白のある作品だなと思いました。昨今、伏線や考察で視聴者を巻き込んだドラマや0から100まで表現して提示するものが多い気がしています。もちろん、そういう作品の素晴らしさもあると思うのですが、時には余白があって観ている人達の置かれている環境によって答えが変わるような作品もあって良い気がしています。まさに今作はそのようなドラマだなと思いました。ただそれをシリアスに描きすぎず、登場人物の会話でポップに緩く表現していて多くの世代に楽しんでいただけるはずだと脚本を読んで思いました」

――すでに撮影に入っていますが、芹沢という役をどのように演じようと心がけているでしょうか。
「芹沢は正義感が強く仲間想いな人間です。周りからは"昭和の刑事"や"ブラックな働き方"などと揶揄(やゆ)されていますが、登場人物が危機に陥ったり不安に駆られた時などは芹沢の人間力の高さが周りを支えます。なので周りに振り回されることが多い芹沢ではありますが人間的な強さを表現できるように心がけています」

――視聴者へのメッセージをお聞かせください。
「純粋に楽しく観てほしいです。刑事ドラマではありますが個人的にはクスッと笑えるシーンがいくつかあり脚本を読みながらニヤッとすることが多々あるので、視聴者の皆さんにも同じように感じてもらえたらなと思います。さまざまな人間関係がある中で自分の好きな様に働くことは大変だと思いますが、どこか人間として難がある今作の登場人物が補い合い事件を解決して、自分の時間を大切にして生きていく姿を観て皆さんが1週間を乗り切るエネルギーに変えていただけたら幸いです」

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