平野莉玖「平野紫耀の弟」の看板は武器か重荷か…映画初主演に「ゴリ押し」の声も

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2024年05月29日 20:31  日刊サイゾー

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平野紫耀

 Number_iの平野紫耀の弟でタレント活動を本格化させた平野莉玖が、来春公開予定の『SENTIENT GAME(センティエント・ゲーム)』で映画初出演にして初主演を飾ることが発表された。莉玖は来月スタートの連ドラでの俳優デビューが決まったばかりで、この大抜擢に「才能ありそう」「露骨なゴリ押し」と賛否が起きている。

 莉玖が主演する『SENTIENT GAME』は、囲碁界を中心とした権力・勢力争い、旧世代・新世代、そして新人種(AIヒューマン)、海外侵略などさまざまな思いを背負ったキャラクターが対局(ゲーム)をするというファンタジーエンターテインメント。莉玖はクールながら親しみやすい新進気鋭の若手棋士を演じる。

 もともと莉玖はアパレルブランドの社長を務める一方で、歌手「RIKU」としても活動してきた。ただ、以前は一部で「平野紫耀の弟」として知られている程度でそれほど知名度はなかったといえる。

 最近になってタレント活動を本格化させており、5月21日には日本テレビ系『踊る!さんま御殿!!』で地上波バラエティに初出演。子ども時代の兄・紫耀とのエピソードなども飛び出し、いきなりバラエティに適応している様子を見せた。

 さらに、俳優デビュー作となる6月11日スタートのTBS系ドラマ『さっちゃん、僕は。』にレギュラー出演することも決まっており、急激に知名度と注目度が高まっている。

 ネット上では「さんま御殿を見たら、思った以上に自分の意見をしっかり持っていて才能ありそうだと思った」「最初は紫耀くんの弟っていわれるだろうけど、広瀬アリス・すず姉妹みたいにそれぞれ活躍してほしい」「紫耀くんとはタイプが違って、味のある俳優さんになりそう」といった期待の声が集まっている。

 だが、それ以上に目立つのが「平野紫耀の弟という看板が重荷になる」という意見だ。SNSなどでは「違うジャンルならいいけど、歌手や俳優だと人気絶頂のお兄さんと比べられてキツイと思う」「平野紫耀の弟って看板があると期待が大きすぎて、うまくいかなかった時のダメージがデカそう」「ある程度売れてから『平野紫耀の弟』を名乗ったほうがよかったのでは。最初からだと兄の七光りって言われるよ」といった声が飛び交っている。

 さんま御殿、連ドラレギュラー、映画初主演とトントン拍子で大きな仕事が決まったことで、一部では「ゴリ押しが露骨すぎ」といった批判も噴出しているようだ。

 芸能界では、松田龍平・松田翔太、新田真剣佑・眞栄田郷敦、窪塚洋介・窪塚俊介のように兄弟で俳優として活躍しているケースは少なからずある。音楽界では、兄弟は同じバンドやデュオに所属しているパターンが多いが、ONE OK ROCKのTakaとMY FIRST STORYのHiroのようにそれぞれ独自の道で成功を収めている事例もある。

 平野紫耀・平野莉玖も同じように兄弟そろって成功するパターンとなるのか。莉玖については「平野紫耀の弟」という看板があるからこそ注目度が高いのは間違いなく、その代わりに求められる結果のハードルが上がるため、今後の頑張りによって世間の評価が大きく変わっていきそうだ。

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