橋本愛、3度目の宮藤官九郎作品「新宿野戦病院」出演 英語ナレーションにも挑戦

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2024年05月30日 06:11  cinemacafe.net

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「新宿野戦病院」 (C) フジテレビ
橋本愛が、小池栄子&仲野太賀W主演、宮藤官九郎による完全オリジナル脚本によるドラマ「新宿野戦病院」に出演決定。宮藤さんとは3度目のタッグとなり、新宿歌舞伎町の世界へといざなう英語ナレーションにも挑戦する。

本作は、新宿・歌舞伎町にたたずむ聖まごころ病院を舞台に、“命”をテーマにした新たな救急医療を描くドラマ。

ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ登場人物たちが交錯する社会の構図を、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、“命”の尊さを投げかける。


宮藤さんが脚本を手がけた連続テレビ小説「あまちゃん」、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に出演してきた橋本さんが演じるのは、NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(みなみ・まい)。

南は困っている人がいると放ってはおけない真っすぐな性格の持ち主。“貧しい命も富める命も皆平等”、“人権は保障されるべきだ”という強い信念を持って行動している。

物語の序盤でひょんな出来事をきっかけに、破天荒なアメリカ国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)と、父譲りの金もうけ主義者で、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンする夢を持った気取り屋気質の“美容皮膚科”医師・高峰享(仲野太賀)と出会い、彼らとともに夜の街・新宿歌舞伎町の救済を志すことに。しかし、その信念の強い思いの裏側には、他者には打ち明けられていない“秘めたもの”を抱え続けている、というキャラクター。

橋本さんは、仲野さんも出演した映画『桐島、部活やめるってよ』では、第36回「日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞。さらに、「あまちゃん」をはじめ、大河ドラマ「西郷どん」「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に立て続けに出演し、「青天を衝け」では渋沢栄一の妻・千代役を演じ、仲むつまじい夫婦像を見事に演じてみせた。

2023年にはNHK「アナウンサーたちの戦争」「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」に出演。また、俳優業と並行してコラム、写真、ファッションの連載を持ち、幅広く活動している。また、橋本さんは小池さんとは映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』(2019年)、仲野さんとは映画『熱のあとに』などでも共演歴がある。


・橋本愛、作品出演についてコメント
宮藤(官九郎)さんとまたいつかご一緒できたらと目標として過ごしてきたので、夢がかなったような気持ちです。宮藤さんの作品で大好きなのは、いつも人間のだめなところ、足りないところ、欠けてるところを、その部分こそ愛おしく、面白く書いてくださるところです。私の演じる舞は、人権第一のNPO法人の代表です。私自身も日々、社会構造により不利益を被っていたり、人権を侵害されている状況を目の当たりにして、なんとか自分にできることはないかと勉強しているのですが、そうして培ったものを少しでも役や作品に還元できるように、また見てくださる方にとって、笑いながらも目を逸らせない作品になるよう、尽力できたらと思っています。

「新宿野戦病院」は7月、毎週水曜22時〜フジテレビ系にて放送。



(シネマカフェ編集部)
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