『虎に翼』まさか朝ドラに「ベルセバ」降臨、寅子号泣シーンの劇中歌話題 「日本のみなさん」へメッセージ

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2024年05月30日 08:52  ORICON NEWS

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連続テレビ小説『虎に翼』の場面カット(C)NHK
 俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月〜土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第44話が、30日に放送された。寅子(伊藤)の号泣とともに、劇中歌が感動をさそった。

【動画】『虎に翼』にベルセバ降臨 仏ボルドーからメッセージ

 第44話は、これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。寅子が何事もなかったように生活を続けようとする中、はる(石田ゆり子)がお金を渡した。花江(森田望智)もはるも悲しみを乗り越えるため、好きなことに使ったのだと言う。闇市をさまよい、優三(仲野太賀)と一緒に食べた焼き鳥を思い出す寅子。優三が自分にかけてくれた言葉がよみがえってくる…というストーリーだった。

 家族のため、悲しい気持ちに蓋をして無理矢理にでも前を向いていた寅子。しかし思い出の河原でかつて一緒に食べた焼き鳥を手にすると「分け合って食べるって言ったじゃない。必ず帰ってくるって言ったじゃない…」と本音が漏れた。そして優三の言葉を思い出すと、堪えきれずに大粒の涙を流した。

 このシーンで印象的に使われた劇中歌は「You are so amazing」。第40話(24日放送)で、優三が出征するシーンにも使われ、反響を呼んでいた。

 劇伴音楽を担当している森優太氏が作詞・作曲を手がけ、スコットランドを代表するバンド「ベル・アンド・セバスチャン」のボーカル、スチュアート・マードックが歌唱。ベル・アンド・セバスチャンは“ベルセバ”の愛称で1990年代〜2000年代にかけてネオアコ〜インディー・ファンを魅了、現在も精力的に活動する。

 まさか朝ドラにベルセバ降臨となり、音楽ファンは驚き、感動。優しく温かい歌声は多くの『虎に翼』ファンの心に刺さり、Xでは「ベルセバ」のワードが多数投稿された。

 ベルセバは、今年の『SUMMER SONIC 2024』にも出演予定。スチュアートが動画コメントを寄せ「日本のみなさん、こんにちは。 ベル・アンド・セバスチャンのスチュアート・マードックです。 私は今フランスのボルドーにいます。 森 優太が作曲した『虎と翼』の劇中歌、”You are so amazing”を歌えたことがいかに素晴らしかったか、ただそれを伝えたかった。 ベル・アンド・セバスチャンの核でもある、女性の解放をテーマにした作品に関わることができて嬉しく思います。感謝しています。 夏に日本に行きます。そこでこの曲を歌えたらいいな。それでは」と伝えた。


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