アヤ・シマヅ(島津亜矢)、アレサ・フランクリン名曲カバー集全世界リリースへ

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2024年05月30日 12:01  ORICON NEWS

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アレサ・フランクリンの名曲カバーアルバムをリリースが決定したアヤ・シマヅ(島津亜矢)
 3月に“アヤ・シマヅ”として世界デビューした島津亜矢が、2018年に76歳で亡くなったソウルの女王、アレサ・フランクリンの名曲を歌い上げたカバーアルバム『AYA’s Soul Searchin’ -Aretha Franklin-』を7月24日にワーナーミュージック アトランティック・ジャパンからリリースすることが決定した。

【写真】アレサの公式フォトグラファーが撮影したジャケ写

 唯一無二の歌唱力から“歌怪獣”と称され、演歌から最新ポップス、洋楽まで世代、ジャンルを超えて活躍の場を広げている島津は、今年3月17日にアヤ・シマヅとして、アレサ・フランクリンの名曲「Think」で世界デビュー。NHK『うたコン』で同曲を歌唱すると、SNSではその圧巻の歌声に驚きや絶賛のコメントであふれた。

 カバーのきっかけは、アレサ・フランクリンの生涯を描いた映画『RESPECT』を観た島津が「いつかアレサさんの歌を歌ってみたい」と熱望し、その思いを知った松尾潔氏が総合プロデューサーに就任。日本のソウル/ファンク・シーンを牽引し、海外でも名を馳せるバンド、オーサカ=モノレールの中田亮がサウンドプロデューサーに、同バンドメンバーが全面参加する形で、アルバム『AYA’s Soul Searchin’ -Aretha Franklin-』が完成した。

 今作には「Think」をはじめ、このプロジェクトが始動するきっかけとなった楽曲「Respect」、キャロル・キングが作詞作曲した名曲「A Natural Woman」など厳選された8曲を収録。そして、アルバムのラストには唯一のオリジナル楽曲「いつでもふたり」も盛り込まれる。

 「いつでもふたり」が誕生したきっかけは、「Think」のレコーディングを控えていた昨年までさかのぼる。島津が我が子同然に大事な家族として共に暮らしてきたトイプードルが、突然の病で他界。心痛で憔悴した島津は、スタジオ入りできる精神状態からはほど遠く、レコーディングは一時延期となった。

 プロデューサーの松尾氏は、喪失感に押しつぶされそうな島津の心情を慮り、「たやすく癒えぬ悲しみを抱えながら、それでも生きていく」というテーマでオリジナル曲を作ることを決め、豊島吉宏氏(Maesttro-T)の協力を得て「いつでもふたり」を作り上げた。

 デモ音源を聞いた島津は涙が止まらず「最高の贈りものをいただいた。この曲は生涯大事に歌っていきたい」と語り、レコーディングでは感極まって嗚咽する島津にスタッフ全員がもらい泣きする場面もあったという。

 今作のジャケット写真は、長年アレサ・フランクリンのオフィシャル・フォトグラファーを務め、写真集も出版した写真家のマシュー・ジョーダン・スミス氏が撮影した。

 「Think」は6月1日に東京・神宮外苑軟式野球場で開催される『葉加瀬太郎 音楽祭2024』でライブ初披露される。

■『AYA’s Soul Searchin’ -Aretha Franklin-』収録曲
1. Think
2. Respect
3. I Say A Little Prayer
4. A Natural Woman
5. Amazing Grace
6. Chain Of Fools
7. Until You Come Back To Me
8. Spanish Harlem
9. いつでもふたり(オリジナル曲)
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