「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」S2、人気キャラ“トム・ボンバディル”の登場が明らかに

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2024年05月30日 15:01  cinemacafe.net

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「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン2©Amazon MGM Studios
8月29日(木)より配信が開始される「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン2に、J.R.R.トールキンの原作ではお馴染みの人気キャラクター、トム・ボンバディルが登場することが分かった。演じるのは英国俳優のロリー・キニア。

ミステリアスで愉快なキャラクターとして世代を超えた人気を誇るトム・ボンバディルは、何十年にも渡ってシリーズの原作者であるJ.R.R.トールキンのファンたちに愛されてきた。原作では物語の多くの重要なシーンに登場しているのにも関わらず、これまでの映画シリーズにも彼が登場しなかったことが、しばしばファンの間で大きな話題にもなっていた。

この度彼の登場が明らかとなり、初公開された画像では、ボンバディルの代名詞とも言える青い上着と黄色いブーツを身に着けた姿を見ることができる。

トム・ボンバディルを演じるのは、ロリー・キニア。英国アカデミー賞ノミネート経験を持ち、ダニエル・クレイグの「007」シリーズのビル・タナー役で知られる。近作はカンヌ国際映画祭でプレミア上映された『MEN 同じ顔の男たち』で、登場するほぼ全ての男性を1人で演じきった。

ほかにマイク・リー監督の『ピータールー マンチェスターの悲劇』や、英国インディペンデント映画賞助演男優賞に輝いた『ブロークン』、そして英米両方のアカデミー賞に助演男優賞でノミネートされた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』など、数々の映画に出演。

またドラマ「9から始まる奇妙な物語」、「ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密〜」、「ブラック・ミラー」、そして最近ではタイカ・ワイティティの「海賊になった貴族」に出演。舞台においても、出演にとどまらず、2013年に劇作家デビュー作となる「The Herd」を書き下ろし、2017年には英国国立歌劇場の「冬物語」公演で演出家デビューも果たしている。

ロリー・キニアは、「ボンバディルは、とてつもない経験をし、大いなる開放感や共感を数多く体験してきたことで、小さなことこそが重要だと気付いているのです。彼の事を理解するうえで、それは実に身近で、私にも手が届きそうな存在だと感じました」と、今回初めて映像化される原作読者にはお馴染みのキャラクター、トム・ボンバディルを自ら演じることをとても喜んでいる様子だ。

さらに、トールキン作品の出版元であるハーパーコリンズ社のディレクター、クリス・スミスは、トム・ボンバディルが主人公の小説「The Adventure of Tom Bombadil」が、本作の配信開始直前の8月20日に再発売されることを明らかにし、「ロリー・キニアが『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』でトム・ボンバディルを演じたことで、世界中の読者に愛されるボンバディルがさらに多くの人に知られ、J.R.R.トールキンの中つ国で彼が繰り広げられる数々の冒険を小説でもお楽しみいただければ嬉しいです」と語っている。

「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン2は8月29日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始。








(シネマカフェ編集部)
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