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今回は「ノンアルコール飲料の世界的トレンド」に注目した模様をテキストで紹介する。
【オンエア:2024年4月2日(火)/ナビゲート:サッシャ・ノイハウス萌菜】
若い人のあいだで“禁酒”が流行っている?
今回、ノイハウスは「ノンアルコール飲料の世界的トレンド」に関する記事をピックアップした。若い世代が以前よりもお酒を飲まなくなっているとは日本でもたびたび話題になっているが、実はこの傾向は世界的。「ソバーキュリアス」と呼ばれる、あえてアルコールを飲まない選択をするムーブメントも世界中で拡大している。【元記事】ノンアルコール飲料の世界的トレンド
今回注目したCNNの記事によると、アメリカでは2022年に1回でもお酒のドリンクを手にしたという大人は68.2パーセント。この結果は、5年前の2017年からおよそ2パーセント減となる。こういったリサーチデータはまだまだ少ないが、世界を見回すと、「Dry January」というウェルネス・チャレンジもある。
サッシャ:Januaryということは、1月?
ノイハウス:そうです。年明けの1ヵ月間、お酒を飲まないという動きで、この企画のそもそもはイギリスで2013年頃始まりました。流行ったのが2018年頃と記事には書かれていますね。
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ノイハウス:習慣がついて、そのあとも飲まない人も多いみたいです。運動したり体にいい食事を食べたり、そういったことと合わせてアルコールとの付き合い方を考える、ウェルネスの一環として捉えている方が増えているそうなんです。
ノンアルコールの製造コストが高い理由
アルコールを飲まない選択をすると、「何の飲み物を飲むか」で悩みがち。ウーロン茶やジュースなどソフトドリンク系はいろいろあるが、記事で紹介されているものはノンアルコール飲料だ。ノイハウス:まずはお馴染みにノンアルコールビールですよね。日本でも大手のものだけでなく、クラフト系でいくつか登場していると思います。さらに、ノンアルコールのワイン。日本でもいくつかのオプションは増えているのではないかと思います。
ジンやテキーラを含むノーマルのリキュールやスピリッツのノンアルコールも世界的に増えている。一方で、「ノンアルコール飲料は“高いジュース”なのでは?」といった考え方もある。
ノイハウス:この記事で書かれているのは、より本物のアルコール飲料に近づけるために、かなりいろいろな手間をかけているそうです。
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スピリッツの場合だと、アルコールが入っているような口ざわりを再現するために、科学者が分子レベルで再構築をおこなうケースもある。
ノイハウス:もともとの製造ラインがアルコール飲料である場合は、特にノンアルの製造は開発も含めコストがかかるそうです。ノンアルコールはアルコールが引かれているぶん(製造コストが)安いんじゃないかと思いがちですけども、こういう流れを聞くと同じ値段、あるいはもう少し高くなる可能性もありますよね。アルコールとノンアルコールを同じように見れば、今後もっとバラエティーが増えるんじゃないかなと思います。ノンアルコールへの認識を変えるべきかなと感じましたね。
サッシャ:高い値段を出してまで、お酒っぽいものを飲みたいのかな?
ノイハウス:そこは悩みどころですよねえ。考えられるとすれば、自分だけ運転をするケースとかですかね。
サッシャ:それならウーロン茶でいいじゃん?
ノイハウス:そこはみんなと同じようなもので乾杯したいですよね。あとは、ジンとかテキーラも味わいたいけどお酒が弱い人が飲むとか、妊娠中とかもいいですよね。ダイバーシティという意味でそういうのが増えてきたら面白いなと思いました。
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番組情報
STEP ONE
月・火・水・木曜
9:00-13:00
サッシャ、ノイハウス萌菜
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