“力道山未亡人”の数奇な半生が書籍化 61年前の婚約会見、披露宴当日など秘蔵カット公開

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2024年05月31日 05:00  ORICON NEWS

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『力道山未亡人』1963年1月7日ホテルニュージャパンで行われた婚約会見(田中敬子氏提供)
 第30回小学館ノンフィクション大賞受賞作となった、細田昌志氏による書籍『力道山未亡人』(小学館)が、きょう5月31日に刊行される。力道山の妻・敬子氏から提供された秘蔵写真が多数掲載されているが、その一部が公開となった。

【秘蔵カット】披露宴当日に撮影された田中家親族・関係者の集合写真

 同書は“戦後復興のシンボル”として、国民的人気を誇ったプロレスラー・力道山の妻の貴重な回顧録。唐突すぎる夫の死の舞台裏、夫の死後、22歳にして5つの会社の社長に就任、30億円もの負債を背負い、4人の子の母親となった…など、これまで語られることのなかった、「その後の人生」が明かされる。

 公開された秘蔵写真は、1963年1月7日ホテルニュージャパンで行われた婚約会見、披露宴当日に撮影された田中家親族・関係者の集合写真などがある。

■細田昌志
1971年岡山市生まれ、鳥取市育ち。鳥取城北高校卒業。リングアナウンサー、CSキャスター、放送作家を経て作家に。2021年『沢村忠に真空を飛ばせた男』(新潮社)が第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞。2023年『力道山未亡人』で第30回小学館ノンフィクション大賞を受賞。

このニュースに関するつぶやき

  • 「力道山は出自を隠していたので当時の日本人は力道山が朝鮮民族関係者だとは知らなかった」というのは都市伝説で、当時から暗黙の了解で日本人の多くは知っていた、と関川夏央さんが書いていました。
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