ロンハーマン千駄ヶ谷店の並びに出店するアンダーアールでは、「RHC ロンハーマン(RHC Ron Herman)」のメンバーを含む若手チームが主体となり、近年生まれているという面白いユースカルチャーを、ロンハーマンのスタイルを受け継ぎながら提案。ギアやウェアをラインナップする「現代のスポーツ用品店」を打ち出す。ターゲットも若い世代を想定するが、「単純な若いエネルギーというより、ユースのマインドを持った面白い人たちを年齢関係なく巻き込んでいきたい」と根岸は期待を寄せる。オープンまでの期間は、同ショップのコンセプトを体現する様々なイベントを開催しており、5月26日まで約1週間はフォトグラファーのデイヴィッド・ムシュゲイン(David Mushegain)が撮り収めたレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RED HOT CHILI PEPPERS)のエキシビションが開かれた。根岸は「レッド・ホット・チリ・ペッパーズは活動歴こそ長いが、常に更新し続けている“ユースのマインドを持ったバンド”。若いファンもたくさんいる」と話し、アンダーアールでも同様の店舗を目指していく。なお、6月1日からはニューヨーク在住のヘアスタイリストNEROとのイベントがスタートする。アンダーアールとしてのオープン日は8月末を予定している。
ロンハーマンジュエリーでは、ロンハーマンのジュエリーコーナーを象徴するブティックとして都内に出店。根岸はロンハーマンのジュエリーコーナーにもかねてより力を入れており、ジュエリーをファッションの一部としてスタイリングするために全身鏡を設けるなど売り場づくりも工夫してきた。オープンに合わせた新規ブランドの導入は予定しておらず、あくまでも現在のロンハーマンのジュエリーコーナーをブティックに落とし込むという。オープンは8月末で、具体的な出店先は後日公表する。
別注アイテムは「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」や「ジル サンダー(JIL SANDER)」「アニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)」「オーエーエムシー(OAMC)」「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」「ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)」「スピネリキルコリン(Spinelli Kilcollin)」などのブランドとタッグ。「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック(Marie-Hélène de Taillac)」では通常入荷待ちとなっている一点物のリングを一挙に展開し、「ミズキ(MIZUKI)」では手持ちのジュエリーを生まれ変わらせるリフォームプロジェクトを始動する。目玉の一つとも言える「カール・ハンセン&サン(Carl Hansen & Søn)」は、リビングのバイヤーチームがカリフォルニアをイメージした色をパントン(PANTONE)のカラーに落とし込んだ7色展開の「Yチェア」特別バージョンを各色10脚限定で発売。Yチェアにはシリアルナンバーが刻印される。