広い範囲で午後も傘が必要 関東と伊豆諸島は大雨のピーク越えるも土砂災害など注意

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2024年05月31日 11:43  日本気象協会

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日本気象協会

広い範囲で午後も傘が必要 関東と伊豆諸島は大雨のピーク越えるも土砂災害など注意

今日31日午後も、各地で雨の降りやすい天気が続きそうです。関東と伊豆諸島では元台風1号による大雨のピークは越えましたが、このあと数時間は土砂災害や高波に注意が必要です。



●元台風1号の影響で雨・風強まる


台風1号は今日(31日)午前3時に温帯低気圧に変わりました。日本の南には低気圧からのびる前線が停滞していて、東北から九州・沖縄にかけて広い範囲で雨が降っています。
低気圧付近の伊豆諸島や関東南部では雨や風が強まり、降り始めからの降水量は、午前11時までに伊豆諸島の三宅島で89.0ミリ、三宅島の坪田で59.5ミリを観測したほか、千葉市でも51.0ミリを観測しました。
また、三宅島の坪田では、午前10時30分過ぎに最大瞬間風速23.1メートルの風を観測しました。


●今日午後 各地の天気


今日(31日)午後も雨具の必要な所が多いでしょう。
九州から近畿にかけては、午後は雨の範囲が次第に狭くなる見込みです。
一方、東海や北陸は、日中は雨が降ったりやんだりの天気でしょう。
関東は発達した雨雲は東の海上に抜けますが、夜にかけても所々で弱い雨雲がかかりそうです。
東北や北海道も雨の降る所があるでしょう。
沖縄は局地的にカミナリを伴って雨脚が強まりそうです。


●関東・伊豆諸島 このあと数時間は土砂災害などに注意


関東や伊豆諸島では、雨のピークを越えましたが、降り始めからの降水量が多くなっている所があり、関東南部では、このあと数時間は土砂災害に注意が必要です。
また、伊豆諸島では、しばらく4メートル〜5メートル程度のうねりを伴った波が予想されています。その後は波は収まる見込みですが、夜のはじめ頃にかけて高波に注意してください。


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