去就注目も…プレミア昇格のイプスウィッチ、マッケンナ監督との契約延長を発表!

0

2024年05月31日 12:34  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

イプスウィッチとの契約を延長したマッケンナ監督 [写真]=Getty Images
 イプスウィッチは30日、キーラン・マッケンナ監督との契約を4年延長したことを発表した。

 現在38歳のマッケンナ監督はアンダー世代では北アイルランド代表に選出されていたものの、選手キャリアはトッテナムのユース世代で終えた。それでも、若くから指導者キャリアを歩み始めると、これまでノッティンガム・フォレストやレスター、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドでユースコーチを歴任。2018年7月からはマンチェスター・ユナイテッドでアシスタントコーチも務めていた。

 その後、2021年12月に当時リーグ1(3部)に所属していたイプスウィッチでトップチーム監督に初就任を果たした。途中就任だった1年目は11位に終わったものの、翌シーズンは2位に終わり、5シーズンぶりのチャンピオンシップ(2部)昇格へと導いた。

 そして、迎えた2023−24シーズンはチャンピオンシップで28勝12分け6敗の勝ち点「96」で終え、首位レスターには勝ち点「1」及ばず優勝とはならなかったものの、今季のリーグ最多得点数(92)やリーグ最少敗戦数などを記録して、わずか1年でのプレミアリーグ昇格を果たした。なお、イプスウィッチにとっては2001−02シーズン以来、23年ぶりのプレミアリーグ復帰となった。

 2年連続で自動昇格へと導いたことでマッケンナ監督にはブライトンや古巣マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどから関心が寄せられていた。このような状況からイプスウィッチはマッケンナ監督が引き抜かれることを阻止するために、大幅に昇給した新契約を締結することを目指していることが明らかになっていた。

 一時は他クラブへの移籍を検討していることから、このオファーを拒否することが報じられていたものの、最終的にマッケンナ監督はコーチ陣らとともにイプスウィッチとの契約を延長することを決断した。新契約を締結したマッケンナ監督はイプスウィッチのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「クラブと新しい契約を結べたことをとても誇りに思う。私たちは2シーズンにわたって素晴らしい成功を収めてきた。この素晴らしいクラブを22シーズンぶりのプレミアリーグに導く機会と責任を得られたことを嬉しく思う」

「5月初旬に昇格を決めて以来、今後の課題に向けた準備と計画は続いていて、クラブの全員にとって非常に楽しみである新シーズン開始までにやるべきことはまだたくさんある。イプスウィッチで次のステップに進むために自分の将来を託すことができてとても嬉しく思っている。この旅を一緒に続ける中で何が起きるかを本当に楽しみにしている」

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定