S広島R、新監督に吉田恵氏の就任を発表「監督ができる事に喜び」

　サンフレッチェ広島レジーナは31日、2024−25シーズンの監督として、吉田恵氏の就任が決定したことを発表した。

　現在51歳の吉田氏は現役時代にヴェルディ川崎、ヴィッセル神戸、ジェフユナイテッド市原、サンフレッチェ広島、サガン鳥栖でプレー。引退後は鳥栖や岐阜での監督も務めたほか、V・ファーレン長崎やアビスパ福岡でのコーチを歴任した。今年2月からはS広島Rのアカデミーアドバイザーを務めていた。

　今月21日には3シーズン指揮を執っていた中村伸監督が契約期間満了に伴い今季限りで退任することが発表されたほか、27日には中村氏がトップチームコーチに就任することも明らかになっていたなか、S広島Rは新監督に吉田氏が就任したことを発表した。

　就任が決定した吉田氏はS広島Rのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「このたび、サンフレッチェ広島レジーナ監督に就任する事になりました、吉田恵です。指導者としてスタートをさせていただいたサンフレッチェ広島で、監督ができる事に喜びを感じています。女子サッカーでの指導は初めてですが、持ち前のチャレンジャー精神で頑張りたいと思います」

「前任者の中村とは、大学時代の3年間を同じチームで過ごした仲間です。0からチームを立ち上げ、昨年はカップ戦優勝と3年間でチームを急成長させてきた彼とスタッフ、選手たちにはリスペクトしかありません。この築き上げてきたものを引き継ぎ、より『攻守にアグレッシブで魅力的なサッカー』ができるよう、強い気持ちを持ってチームをもう一段高いステージに持っていけるようチャレンジしていきたいと思います」

「また、常日頃から広島を応援してくださっているファン、サポーター、並びにスポンサーの皆様の期待に応えられるよう、最善を尽くしてまいりますので、応援よろしくお願い致します」