ぜ〜んぶチョコミント! ファミリーマートの「チョコミントフェア」→定番アイスからひねったメニューまで全商品実食レビュー

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2024年05月31日 19:13  ねとらぼ

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ねとらぼ

中はパリパリのチョコチップがみっしり。素直においしい

 現在ファミリーマートは、「チョコミントフェア」を開催中。チョコミントといえばアイスクリームの定番フレーバーですが、今回はアイス以外にチョコミント味の焼き菓子やグミ、ドリンクなどもあるとのことです。そんなにチョコミントって応用効くの……? ということで、全部買ってきて食べてみました。


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●9種のチョコミント商品をレビュー


 フェアで発売されている商品は、「パキッと食感!チョコミントサンド」「チョコミントパウンドケーキ」「チョコミントタルト」「チョコミントバウムクーヘン」「ぎっしり満足!チョコミント」(グリコ)「ワッフルコーンチョコミント」(ロッテ)「チョコたっぷりチョコミント蒸しケーキ」「チョコがけミントグミ」「チョコミントドリンク」の9種類。定番のアイスから焼き菓子、蒸しパンから飲み物まで、幅広いラインアップとなっています。それぞれミントの強さやチョコ味の濃さに差があるようで、味にはある程度バラつきがあるんだとか。


 というわけで、まずは「パキッと食感!チョコミントサンド」から実食。ミントチョコとココア風味クッキーの間にミントクリームとチョコクリームが挟まっているスイーツです。名前の通りミントチョコはパキッとした食感で、柔らかめな下側のココア風味クッキーとの違いが楽しい。構成要素それぞれの味はバラバラなんですが、全部一度に口に入ることでちゃんとチョコミント味になるのも面白いです。なんせチョコとクッキーでクリームを挟んでいる食べ物なので「甘いもん食べたな!」という満足感もあります。


 続いて「チョコミントパウンドケーキ」。しっとりどっしりした食感で、クラシックなパウンドケーキっぽい質量が。もちろんすっきりしたミント味はするし、チョコレートも入っているんですが、「チョコミント味の食べ物」というよりはみっしりしたパウンドケーキ感の方が強め。人によってはこれだけでお腹が膨れるかもしれません。店頭では常温で販売されていますが、冷やして食べるとよりしっとりした質感になっておいしいです。


 「チョコミントタルト」は、ココア仕立てのタルト生地の内側にミント味の生地が入っており、その上にダイスチョコが乗っているというもの。塊でチョコレートが乗っているしタルト生地もココア味だしで、味としてはかなりチョコ感強め。「チョコレート味のタルトに、ちょっとミントの風味を足しました」くらいのバランスなので、チョコレートは好きだけどミント要素はちょっと……という人でもトライしやすいかもしれません。


 「チョコミントバウムクーヘン」も、かなりチョコ味強目の構成です。目隠しして食べたら、普通にチョコレート味のバウムクーヘンと間違えそうなくらい、ミント味が遠くの方にいます。食感や口溶けもかなりしっかりとしたバウムクーヘンのそれで、チョコミントだからといって生地の雰囲気が違うといったところもなし。こちらもチョコミント初心者向けと言ってよさそうな味わいです。


 「ぎっしり満足!チョコミント」は、大容量のカップアイス。やっぱりチョコミントといえばアイスの定番フレーバーなだけあり、味にも安定感があります。ひんやりと清涼感のあるミントの風味も感じられるし、なによりチョコチップがたくさん入っているのもうれしい。チョコチップのパリパリした食感もいいアクセントになっています。量が多くて満足感があるのもグッド。王道の強さを感じられる商品です。


 「ワッフルコーンチョコミント」もアイス。こちらは名前の通り、ココア味のワッフルコーンにミント味のアイスを乗せた一品。アイス部分にはチョコチップとチョコソースが組み合わされています。アイスはクリーミーな味わいの中にミントの爽やかさが組み合わさり、初心者でも食べやすい味付けです。前半はミント強めですが、後半はココア味ワッフルコーンでチョコ感強めのビターな味に変わるため、通して食べても飽きません。こちらも「チョコミントといえばアイス」という定番の強さが感じられます。


 「チョコたっぷりチョコミント蒸しケーキ」は、真っ青なルックスが目を引く蒸しケーキ。このルックスから分かる通り、ミントの味はけっこう強めでした。食べると口の中がスースーするくらいです。蒸しケーキ食べて口の中がスースーしたことがなかったので、脳が追い付かずけっこうな驚きが……。サイズが異なる3種類のチョコが練り込まれているそうで、確かに蒸しケーキとしてはチョコが多め。チョコの粒感の違いはけっこうはっきり分かります。なかなかマニア向けの味わいで、チャレンジしがいのあるメニューです。


 「チョコがけミントグミ」はけっこう問題作というか(まずいわけではない)、こちらもマニア向けかもしれません。ミント味のグミの周囲にホワイトチョコがかけてある商品なのですが、グミ部分はけっこう硬めでした。ホワイトチョコがあらかた口の中で溶けてからミントグミにたどり着くので、ちょっと各要素がばらけている感じもします。ただ、ミント味のグミ自体はちゃんと「ちょっと不思議な味のグミ」として成立しているので、チョコミント好きならトライしてみるのがオススメです。


 ラストの「チョコミントドリンク」は、ミント風味のチョコレートドリンクとのこと。実際飲んでみても、確かに「ちょっとミントの香りのするアイスココア」という感じです。甘さ控えめなチューニングとなっており、あっさりした甘みがミントの爽快感と合わさって後味すっきり。よく冷えている方がおいしいので、ぬるくならないうちに飲み切った方がよさそうです。


 というわけで全9種、チョコミントづくしのラインアップを全部食べてみました。人を選ぶフレーバーといわれるチョコミントですが、実際に食べてみるとミント感強めのものからほとんどチョコレート味のものまで千差万別。ちょっとマニアックなものから初心者でも食べやすそうなものまで、振れ幅が案外広いものなんだな……と思わされました。ただ、基本的にどれも冷やした方がおいしいのは間違いなかったので、買ってきたらどれでも一晩くらい冷蔵庫に入れておくのがオススメです。


 なお、記事執筆時点で一部の商品は店舗によっては販売終了しているようです。チョコミント好きもそうでもない人も、お早めにチェックしてみてくださいね。


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