なでしこ、ニュージーランドとの2連戦は白星スタート! 田中美南&古賀塔子の得点で2−0勝利

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2024年06月01日 01:43  サッカーキング

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ニュージーランド戦で先制点を決めた田中美南(中央) [写真]=JFA
 なでしこジャパン(日本女子代表)は31日、国際親善試合でニュージーランド女子代表と対戦した。

 2大会連続6度目のオリンピックを目前に控えるなでしこジャパン。今回のスペイン遠征ではメンバー発表前最後の強化試合が行われ、同じくパリオリンピック2024に出場するニュージーランド女子代表との2連戦が予定されている。本大会に向けた重要な試金石となる初戦に、南萌華(ローマ)や宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)、Wリーグ得点王の清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)などが先発に名を連ねた。

 試合は、「3−4−3」のシステムを採用したなでしこジャパンが、序盤から幅を生かしたポゼッションでゲームを支配する。20分には、ハーフラインで縦パスを受けた田中美南がターンから左サイドに展開。フリーとなった北川ひかるが早いタイミングでクロスを送ると、ボックス内に駆け上がってきた清家がマーカーを引き連れながらシュートに持ち込むが、惜しくも枠の右に外れてしまった。

 以降は、徐々になでしこジャパンのミスが目立ち始め、ニュージーランド女子代表のゴールに迫れない時間が続いたが、前半アディショナルタイムにスコアが動く。林穂之香の大きな展開から右サイドの守屋都弥にボールが渡り、ボランチの長野風花がポケットに向けてスプリント。ワンタッチでマイナスの折り返しを送ると、ニアサイドで待ち受けていた清家が田中に繋ぎ、左足でネットを揺らして先制に成功した。

 迎えた後半開始直後にも、なでしこジャパンがゴールを奪う。右サイドでコーナーキックを獲得し、キッカーを務めた北川が左足でストレート系のボールを供給。大外でフリーとなっていた古賀塔子が倒れ込みながら頭で合わせ、なでしこジャパンがリードを2点に広げた。なお、古賀にとっては嬉しいA代表初ゴールとなっている。

 84分には左サイドの浅い位置でフリーキックを得ると、素早いリスタートから北川が林にスルーパス。左足でゴール前に送ったボールが枠に向かったものの、GKに弾かれてクロスバーに直撃した。結局、そのまま試合は2−0で終了してなでしこジャパンが勝利。ニュージーランド女子代表との2試合目は、6月3日(月)に行われる。

【スコア】
なでしこジャパン 2−0 ニュージーランド女子代表

【得点者】
1−0 45+2分 田中美南(なでしこジャパン)
2−0 47分 古賀塔子(なでしこジャパン)

【スターティングメンバー】
なでしこジャパン(3−4−3)
GK:平尾知佳(HT 大場朱羽)
DF:石川璃音、南萌華(61分 高橋はな)、古賀塔子
MF:守屋都弥(HT 浜野まいか)、林穂之香、長野風花(73分 長谷川唯)、北川ひかる
FW:清家貴子、田中美南(78分 千葉玲海菜)、宮澤ひなた(61分 植木理子)

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