AMDからGPUなしCPU「Ryzen 7 8700F」&「Ryzen 5 8400F」が登場

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2024年06月01日 06:10  ITmedia PC USER

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パソコンSHOPアークに入荷した「Ryzen 7 8700F」(左)と「Ryzen 5 8400F」(右)

 今週(5月26日週)、AMDから新しいCPU「Ryzen 7 8700F」と「Ryzen 5 8400F」が登場した。


【その他の画像】


●Ryzen AIが使える8000GシリーズのGPUなしモデル


 共にRyzen 8000GシリーズをベースにしたGPU非搭載モデルで、上位の8700FはNPUを備え、AIエンジン「Ryzen AI」をサポートする。主な仕様と価格は以下の通りだ。


 多くのショップが、反響は「静か」だという。TSUKUMO eX.は「一世代前ながら、8700Fなら同じ価格帯でRyzen 7 7700Xが、8400FならRyzen 5 7600Xが買えますからね。クロック数やPCIeレーン数などを見比べて、圧倒的な優位には立ちにくい状況ではあるのが難しいところです」と話していた。


 パソコンSHOPアークも「8700FはRyzen AIが使えるところにアドバンテージがありますが、そのアドバンテージが体感できる環境はまだ少なく……。今後の環境次第というところもありますよね」と先々の需要の動きを探りながら新製品を眺めていた。


●ASUSの安価なIntel B760マザーがドスパラ限定で売り出される


 ドスパラ秋葉原本店の店頭には、ASUS JAPANのIntel B760搭載microATXマザーボード「B760M-AYW WIFI」と「B760M-AYW WIFI D4」が並んでいた。価格は1万7980円と1万5980円(いずれも税込み)だ。いずれもドスパラ専売モデルとなる。


 Intel B760搭載のエントリーモデルで、B760M-AYW WIFIはDDR5スロットを2基並べ、M.2のうち1基にヒートシンクを備えている一方で、B760M-AYW WIFI D4は2基のDDR4スロットや1基のPS/2ポートを装備する。PCIe 4.0対応のM.2スロットを2基そろえ、Wi-Fi 6をサポートし、Realtek製の2.5GbEチップを搭載している点は共通だ。


 同店は「メモリスロットなどは割り切っていますが、その分コスパが高くなっています。トータルの費用を抑えて組むなら強い味方になると思いますよ」と話していた。


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