新外国人・ヘルナンデスは浮上の起爆剤となるのか！？大矢氏は「相手投手からしたら嫌なタイプのバッター」と分析

◆ 「バットが外回りしない」

　巨人は31日、西武との試合（ベルーナドーム）に4−1と快勝。新外国人のヘルナンデスが2安打の活躍を見せた。

　「2番・右翼手」でスタメン出場したヘルナンデスは、初回の第1打席でセンター前に安打を放つと、続く3回の第2打席にはセンターへの二塁打を放ち、この試合2安打をマーク。来日初出場を果たした28日のソフトバンク戦から、これで4試合連続安打を放つなど、すでに日本の野球に順応しているように見える。

　新助っ人外国人・ヘルナンデスについて、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「バットが外回りしないよね」と話を切り出すと、続けて「内側からバットが出てくるので、打てるポイントが長いと思うんですよ。“凄いな”とは思わせなくても、相手のピッチャーからしたら嫌なタイプのバッターですね」と分析。

　また同番組に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「30日の試合でも3ランを打ってましたし、あんまり期待していないと言ったら申し訳ないですけど……。途中加入ですからね、巨人からしたら、なんか儲かったような感じがしますよね」と冗談を交えつつコメントした。

　昨季はマイナーでリーグ最多の165安打を放ち、打率.298、18本塁打の成績を残したヘルナンデス。今後もアグレッシブなプレーを披露し、チームの起爆剤となれるのか、期待して見ていきたいところだ。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』