アル・ヒラルがキングス・カップ制覇で国内無敗の3冠達成! C・ロナウドは準優勝で涙…

0

2024年06月01日 14:53  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

国内無敗でシーズンを終えたアル・ヒラル[写真]=Getty Images
 キングス・カップ(サウジアラビア国王杯)決勝が5月31日に行われ、アル・ヒラルとアル・ナスルが対戦した。

 今季のアル・ヒラルは、リーグ戦で31勝3分無敗という圧倒的な成績を残し、2位のアル・ナスルに勝ち点14ポイント差をつけて優勝。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)も含めて、今季は公式戦34試合無敗でギネス記録も更新した。ACL準決勝第1戦でアル・アイン(UAE)に敗れ、無敗記録は途絶えたものの、歴史的なシーズンを締めくくるべく、今季最後の公式戦となるキングス・カップ決勝に臨んだ。

 アル・ヒラルはボノヤシン・ブヌ(ボノ)、カリドゥ・クリバリ、レナン・ロディ、ルベン・ネヴェス、マルコム、アレクサンダル・ミトロヴィッチらが先発出場。セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ、ネイマールは欠場した。

 一方、アル・ナスルはダビド・オスピナ、アレックス・テレス、オタヴィオ、マルセロ・ブロゾヴィッチ、サディオ・マネ、クリスティアーノ・ロナウドらが先発出場。アイメリク・ラポルテ、タリスカは欠場した。

 試合は開始早々にアル・ナスルのマネがペナルティエリア内で決定機を迎えるも、シュートを外すと、7分にマルコムのクロスからミトロヴィッチがヘディングシュートを決めて、アル・ヒラルが先制に成功する。

 その後、C・ロナウドに2度の決定機が訪れるが、35分のシュートはボノの好セーブに阻まれ、47分のオーバーヘッドは惜しくもポストに跳ね返って得点には至らなかった。

 53分、最終ラインの背後へ抜け出したマルコムに対し、オスピナがペナルティエリアで手を使ってボールを止め、決定機会の阻止で一発レッドカードを受ける。

 数的有利となったアル・ヒラルだが、ミトロヴィッチが決定機を逸すると、87分にアリ・アル・ブライヒが退場処分を受けて、10人対10人の戦いに。そして、終了間際の88分には、ロングスローからアイマン・ヤヒヤがヘディングシュートを決めて、アル・ナスルが土壇場で追いついた。

 その後、クリバリが2枚目のイエローカードを受けて退場処分を受けて、延長戦へ突入。延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦までもつれ込んだ。PK戦では、5人を終えて4−4でサドンデスに突入し、決着がついたのは7人目。アル・ヒラルのナシル・アッドーサリーが成功したのに対し、アル・ナスルのメシャリ・アル・ネメルが失敗し、アル・ヒラルが勝利した。

 キングス・カップ優勝を果たしたアル・ヒラルはサウジ・プロフェッショナルリーグ、サウジ・スーパーカップに続いて国内3冠を達成。歴史的なシーズンを有終の美で締めくくった。


【ハイライト】キングス・カップ決勝

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定