新感覚のバレエ公演「バレエザニュークラシック」第2弾が開催、幾左田千佳が衣装を担当

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2024年06月01日 15:01  Fashionsnap.com

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 写真家の井上ユミコとバレエダンサーの堀内將平が主宰し、バレエの新たな魅力を提案する公演「バレエザニュークラシック(BALLET TheNewClassic)」の第2弾が新国立劇場 中劇場で開催される。日程は8月2日と3日。衣装は前回に引き続き、「チカ キサダ(Chika Kisada)」を手掛けるデザイナーの幾左田千佳が担当する。

 バレエザニュークラシックは、伝統と革新によって築かれてきた「バレエ」を現代ならではの解釈で表現することを目指したプロジェクトとして、2020年に始動。バレエとファッションというジャンルの垣根を越えたトップダンサーとクリエイターらが集結し、古典と新作を織り交ぜた多彩なプログラムを再解釈をすることで、バレエの新たな魅力を提案している。
 2022年の初演に次ぐ第2弾となる今回は、12人のバレエダンサーが2部構成・全8プログラムを上演。シェイクスピアの戯曲による名作「ロミオとジュリエット」を「ロミオとロミオ」と題し、舞踊監修を務める堀内將平が“許されない恋”を再解釈した演目をはじめ、べルリンを拠点に活躍する振付家 Craig Davidsonが振付した小品などのコンテンポラリー作品群、通常は女性ダンサーが踊る場面やソロを男性が踊る「白鳥の湖」など、従来の常識やジェンダーを超えた美を表現した作品を披露する。
 同公演のキャストには、舞踊監修を務めるK-BALLET TOKYO プリンシパルの堀内將平をはじめ、前回に引き続き出演の日本を代表するバレエダンサー 中村祥子と二山治雄が参加。加えて、ハンブルク・バレエ団 プリンシパルの菅井円加や、ウィーン国立バレエ団 プリンシパルの木本全優、新国立劇場バレエ団ファースト・アーティストの中島瑞生、アメリカン・バレエ・シアター アパレンティスの三宅啄未など、世界的キャリアを誇るダンサーから注目の若手ダンサーまで、国内外で活躍するキャストが揃う。
 舞台衣装は、2022年の公演で使用した衣装やチカ キサダのアーカイヴ、一般から集めた古いバレエ衣装などをアップサイクルし、幾左田千佳がリメイクして製作。また、舞台演出は数々のファッションショー演出を手掛けてきた若槻善雄、メイクアップデザインはUDAが担当する。

■BALLET TheNewClassic 2024日時:2024年8月2日(金)15:00開演/19:00開演、2024年8月3日(土)12:30開演/16:30開演会場:新国立劇場 中劇場所在地:東京都渋谷区本町1丁目1番1号入場予定:1公演 約950人出演者:中村祥子、菅井円加、海老原由佳、佐々晴香、鈴木絵美里、木本全優、堀内將平、三森健太朗、二山治雄、マッテオ・ミッチーニ、中島瑞生、三宅琢未
演奏:ピアノ 金森大/チェロ 山崎太陽/ソプラノ 新井理沙舞踊監修:堀内將平(K-BALLET TOKYO)音楽監修:金森大衣装:幾左田千佳(Chika Kisada)演出:若槻善雄(DRUMCAN)メイクアップデザイン:UDA(TIBER GARDEN)ヘアデザイン:西村浩一(VOW-VOW)スタイリスト:小嶋智子宣伝美術:石井勇一(OUTA)企画:井上ユミコ(ALEXANDRE)主催:ALEXANDRE<プログラム>・ACT 1 〜世界観の異なる小品が次々と展開される第1幕〜コンテンポラリー:佐々晴香「ロミオとロミオ」:三森健太朗・マッテオ・ミッチーニ「シェヘラザード」よりパ・ド・ドゥ:海老原由佳・堀内將平コンテンポラリー:鈴木絵美里「海賊」よりグラン・パ・ド・トロワ:菅井円加・木本全優・三宅啄未「別れのパ・ド・ドゥ」:中村祥子・中島瑞生「白鳥の湖」よりオデット:二山治雄・ACT 2 〜錚々たるダンサーが総出演する第2幕〜「ショパン組曲 〜バレエ・ブラン〜」:12人総出演公式サイト公式インスタグラム
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