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2024年06月03日 15:33 ねとらぼ
オーストラリア・メルボルンで開催された格闘ゲーム大会「Battle Arena Melbourne 14(BAM14)」の「ストリートファイター6」部門で6月2日、日本のときど選手が優勝。決勝で対決した立川選手との“ある因縁”が話題を集めています。
●大会前に「豪鬼で出る」と宣言するも決勝で選んだのは「ケン」
BAM14は上位2人にサウジアラビアの高額賞金大会「eスポーツワールドカップ」への出場権が与えられる注目の大会。今回は5月に実装された新キャラクター「豪鬼」が使用可能になるということもあり、過去作で屈指の豪鬼使いとして知られたときど選手の動向は大きな注目を集めていました。
一方の立川選手は自身もプロゲーマーでありながら、他プレイヤーの分析や指導にも定評があり、2024年2月までときど選手の個人コーチも務めていました。今大会ではプロゲーマーの中では珍しい「モダン操作」のエドを操り、世界各国の強豪選手を倒して見事決勝に進出。元コーチと選手の直接対決という構図も話題となっていました。
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事前の動画などでも「(ケンは)あんまり使う機会はないんじゃないかなと思ってます」「私の豪鬼と様々なプレイヤーとの熱い試合を皆様ご期待ください」と発言していたときど選手。しかし、決勝で選択したのは豪鬼ではなく、これまでスト6で使用してきた「ケン」でした。豪鬼使うって言ってたのに……!
後に立川選手はX(Twitter)で「豪鬼でときどさん来ると思ってたから日本で豪鬼戦だけ練習してきてた。まじでやられた」と発言。自身の戦略を熟知した元コーチの裏をかく名采配(?)で、ときど選手が見事優勝を果たしました。
一連の出来事は、プレイ時の鬼の形相からついたときど選手の愛称「マーダーフェイス」になぞらえて「マーダーフェイク」と呼ばれるなどファンの間で話題に。夏に開催される「eスポーツワールドカップ」で、ときど選手が果たしてどちらのキャラを使うのかも注目ポイントになりそうです。
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