前澤友作氏が「月旅行」中止発表…クルー選出のT.O.Pが長文で心境「決して諦めず」「冒険を追い続ける」

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2024年06月04日 09:41  ORICON NEWS

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前澤友作氏 (C)ORICON NewS inc.
 実業家・前澤友作氏が6月1日、民間人初の月周回プロジェクト「dearMoon」の中止を発表したことを受け、クルーに選ばれていた元BIGBANGのメンバー・T.O.Pが4日までに自身の公式インスタグラムを更新。T.O.Pは前澤氏に感謝し、自身も「諦めない」とするメッセージを寄せた。

【画像・動画あり】元BIGBANG・T.O.Pが「月旅行中止」に心境…英語で長文

 T.O.Pはインスタグラムに英語の長文を投稿し、プロジェクトの中止にあらためて触れるとともに、「しかし、『dearMoon』プロジェクトを構想してくれた前澤友作氏には深く感謝している」と伝えた。前澤氏の挑戦を「本当に並外れたもの」と称えた。

 クルーに選ばれたことを、T.O.Pは「人生において最大の名誉の一つ」と表現。これまでの準備期間などに触れ、「韓国のアーティストとして、この経験は私の人生と作る音楽に大きな影響を与えた。月や宇宙とつながった私の身体と魂は、すでに多くの新しい音楽を作曲するインスピレーションを与えてくれた」と心境を明かした。

 そして「私は夢を決して諦めず、挑戦する新たな冒険を追い続ける。これは、愛を持って努力するすべての人のためのものです。人生は、すべてが可能だと信じるあなたにとって最も美しいものです」と想いを発信。月を目指すロケットなど幻想的な動画を添えた。

 『dearMoon』プロジェクトは、18年に前澤氏が、23年に月に向けて打ち上げが予定されていた「Starship」の全席の権利を取得したことにより始動。21年3月には、前澤氏自身の「宇宙へ行くチャンスをより多くの、より多様な人に開きたい」との願いから、前澤氏と共に月へ行くクルーを『dearMoon』公式サイトにて募集したところ、249の国と地域から100万人を超える応募があった。

 クルーは、前澤氏のほか、世界的なDJのスティーヴ・アオキやT.O.P、写真家や振付師、映像作家などさまざまなバックグラウンドを持ったなど8人が発表されていた。前澤氏と共に約7日間かけて月を周回、地球へと帰還する予定となっていた。

 しかし、前澤氏が6月1日に中止を表明。自身のXに「2018年に契約した時、2023年末までに月に飛べるってことでした。実現しなかったのは仕方ないとしても、今の時点になってもいつ飛べるのかの展望が全く出ていません。このままでは僕自身の人生計画が立てられないし、誘ったクルーをこれ以上お待たせし続けるのも申し訳ないので、いろいろと悩みましたがこのタイミングでキャンセルすることにしました。楽しみにしてくれていた方には本当に申し訳ないです」とつづっていた。
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