芸能人シリーズの元セクシー女優、今明かされるデビューの決め手と“本当”の引退理由

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2024年06月04日 16:01  日刊SPA!

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元セクシー女優の琴乃さん
 元子役、愛くるしいルックスと95cm・Gカップのバストをウリにイメージビデオで人気を博し、深夜番組「給与明細」(テレビ東京系列)にレギュラー出演。そして2007年に芸能人シリーズで華々しくAVデビューした琴乃さん(X:@koton0_official)。約2年半後にセクシー女優としては引退し、現在まで15年の月日が流れた。
 今回は、そんな琴乃さんに、長い芸能生活における裏話や引退当時の秘話、さらには今後の展望について話を聞かせてもらった。

◆子役からグラビアアイドルに転身

 グラビアアイドルとしての彼女の活躍を覚えている人が多いかもしれないが、じつは子役出身だという。

「6歳から15歳ぐらいまで子役として活動して、国民的女優と同じ事務所で同期でした」

 某大手おもちゃメーカーや有名専門学校のCMに出演。だが、本人は特に芸能志望ではなく、母親に関しては芸能活動することに反対していたそうだ。

「母親が元スクールメイツだったんですよね。芸能界をよく知っているぶん、あまりいい顔をしていなくて。ただ、母の友人の強いすすめで、なんとなくやるようになった感じですね」

 琴乃さん自身は6歳の頃からドラムをはじめ、「本当はバンドがいちばんやりたかった」という。15歳で子役の事務所を退所するが、その後に別の事務所にグラビアアイドルとしてスカウトされて再デビューすることになった。

「水着の仕事に特に抵抗はなかったので、『まぁ、大人が言うならいいかぁ』という軽いノリでした(笑)」

◆「透明な太鼓で胸を隠す」謎の衣装や小道具で撮影

 しばらくはグラビアアイドルとして活動していたが、韓国でバンドをやっている友人から「ドラムが空いたから来ないか?」と誘いを受けたことから渡韓。

「ただ、勝手に韓国に行ったことを事務所に怒られて、その後はいつの間にか、とにかく見えちゃいけないところが見えなければいいという感じでした。不思議な衣装ばかりでしたね。メイクさんやスタイリストさんが気まずそうに『ごめんね……』と、なんだかよくわからない謎の衣装や小道具を持ってきたこともありました」

 透明な太鼓で胸を隠したり、いきなり体にペンキを塗られたり、「これでいいのかな?」と思っていたという。

「いま思えば、けっこう嫌だったかも? ただ、それよりもとにかく早く家に帰りたかったから、どんなにお馬鹿なテーマやシチュエーションでも受け入れていましたけど(笑)」

◆セクシー女優デビューの決め手は…

 その後、一時は音楽活動に専念するが、まさかのセクシー女優としてデビュー。“元グラビアアイドルのセクシー女優”は、当時としては希少な存在だった。いわゆる芸能人シリーズの走りともいえるだろう。

 その決断に至った理由はなんだったのか?

「イメージDVDをSOD(ソフト・オン・デマンド)で出していて、熱心に『うちに来なよ』とスカウトされていたんです。朝早いし、大変そうだから最初は断っていたんですが『美味しい焼き肉を毎日でも食べさせてあげるよ!』という誘い文句に負けました」

 なんとデビューの決め手は、まさかの「焼き肉」だったというのだ。

 実際にセクシー女優になってみて大変だったことを聞くと「やっぱり朝が早かった」と苦笑いする。

「私は“単体”だったので、月に1本しか撮影ができなかった。だから撮影がある日は、朝5時入りで翌日の3時までとかもザラでした。月1とはいえ、キツかったです」

 それ以外の日は、雑誌の撮影やインタビュー、収録などがあり、内職までしていたそうで「1日も休みがなかった」とか……。

「デビュー前からボールペンをつくる内職をしていたんです。さすがに忙しいので辞めますって言ったら『どうしても辞めないでくれ!』と頼まれてしまって断れず。本数のノルマも厳しくて、朝起きて歯磨きしながらボールペンをつくって撮影に行って、帰ってきてすぐにお酒を飲みながら朝までボールペンをつくるみたいな」

◆1本200万円のギャラでも引退した理由

 琴乃さんは当時、「1本あたりのギャラで200万円近くもらっていた」そうで、さらに内職でも月8万円ほど稼いでいたが「貯金はゼロでした」とあっけらかんと言う。

「おばあちゃんの整形費用に消えました。『ちょうだい』っていうからあげていたんですが、おばあちゃんはどんどん綺麗になっていきましたね(笑)」

 そんなに稼いでいたのに自身は「ほとんどお金を使っていない」と話す。そんな彼女がセクシー女優を引退したワケとは……?

「私はゲーマーなんですが、ゲームの発売日はいつも休みの希望を出していたのに、仕事を入れられてしまっていたんです。発売日に並べないからゲームが買えなくて、『もう引退しよう!』って決意しました。この話は、引退するときのインタビューでも話したはずなんですが、なぜか載っていませんでしたね(笑)。これが本当の理由です」

 セクシー女優を引退後は、韓国でプロゲーマーとして活躍する兄の手伝いをしたり、韓国アイドルのプロデュースをしたり、自身のサブスク(定額制)コンテンツの制作や、DJとしても活動している。今後については……?

「自分なりの解釈でエロコンテンツをつくりたいですね。たとえば、ピンク映画とかエロアイドルユニットもプロデュースしてみたい。あとは、私は動物が好きなのでシェルターとかも。今は寄付しかできていなくて、すごく歯がゆいのでいろいろな活動をしていき、そのお布施でシェルターがつくれたらいいな」

 いずれは“坂上忍の女版”になりたいと語る琴乃さんの今後が楽しみだ。

<取材・文/吉沢さりぃ、撮影/藤井厚年>

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720

このニュースに関するつぶやき

  • たぶん境界知能なのかな。普通の神経してれば赤の他人に性交シーンなんて見せられないと思う。
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