ミア・ワシコウスカ主演 『クラブゼロ』“意識的な食事”をめぐる衝撃スリラー、12月公開

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2024年06月05日 18:01  cinemacafe.net

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『クラブゼロ』
『リトル・ジョー』でカンヌを震撼させた気鋭監督ジェシカ・ハウスナーが、ミア・ワシコウスカを主演に迎えた映画『クラブゼロ』が12月6日(金)より公開決定。ポスタービジュアルが完成した。

名門校に赴任してきた栄養学の教師、ノヴァク。彼女は“意識的な食事/conscious eating”という、「少食は健康的であり、社会の束縛から自分を解放することができる」という食事法を生徒たちに教える。

無垢な生徒たちは彼女の教えにのめり込んでいき、事態は次第にエスカレート。両親たちが異変に気づきはじめたころには時すでに遅く、ついに生徒たちはノヴァクとともに【クラブゼロ】と呼ばれる謎のクラブに参加することに――。生徒たちが最後に選択する、究極の健康法とは? そしてノヴァクの目的とは?

栄養学の教師ノヴァクを演じるのは、『アリス・イン・ワンダーランド』をはじめ、『クリムゾン・ピーク』『イノセント・ガーデン』など、ハリウッド大作から個性派監督の作品まで幅広く出演し、多彩な才能を発揮するミア・ワシコウスカ。監督から直々のオファーを受け、独自の“健康法”を説き、生徒たちを言葉巧みに魅了する謎めいた教師を演じた。

メガホンを取るのは、物議を醸すテーマ設定と鮮烈なビジュアルで強いインパクトを放つ作品を次々と発表し話題を集めるジェシカ・ハウスナー。本作は『リトル・ジョー』に続き、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、過去に手掛けた4作の長編映画もカンヌ映画祭に選出。

各国の映画祭から熱視線を集めている監督の1人で、本作も「全盛期のキューブリックを彷彿とさせる冷静な眼差し」(THE FILM VERDICT)、「毒々しいユーモアを放つ作品」(FRANCE INTER)など評価され、各国の観客を魅了している。

そして今回解禁されたのは、ノヴァク(ミア・ワシコウスカ)とともに、それぞれに様々な事情を抱える生徒たちの姿を写し出した本ビジュアル。

優しく微笑みながらも、ただ真っ直ぐに前を見つめる彼女の眼差しからは強い信念を感じさせるが、生徒たちの表情は固く、どこか不穏な空気を漂わせている。さらに「ハマるとヤバいクラブ」「ヘルシーで幸福度がアップする“最新の健康法”。それは“食べないこと”」というコピーとともに、大きなプレートに1つのポテトを小さく刻む生徒の手元も活写。

ビタミンカラーの学生服が全体的にポップな印象を与えながら“異様さ”を感じる、不気味な魅力が詰まったビジュアルに仕上がった。

また、6月29日(土)〜7月5日(金)にかけて開催される「オーストリア映画週間2024―Our Very Eye 揺るぎなき視線」では本作の上映とともに、ジェシカ・ハウスナー監督の来日も決定。公開を前に一足早く本作を鑑賞できる上映会には、ジェシカ監督も登壇する。

『クラブゼロ』は12月6日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。

(C) COOP99, CLUB ZERO LTD., ESSENTIAL FILMS, PARISIENNE DE PRODUCTION, PALOMA PRODUCTIONS, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, ARTE FRANCE CINÉMA 2023




(シネマカフェ編集部)
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