XG・IVE・aespa“超人的ネイルアート”で指先が芸術に

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2024年06月05日 18:19  モデルプレス

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モデルプレス

XG公式Instagramより
【モデルプレス=2024/06/05】現実を忘れさせ、ファンタジーの世界へと誘ってくれるスター歌手たちのミュージックビデオやグラビア。その背後には、多彩なジャンルのアーティストたちの存在が欠かせない。中でも、最近K-POPシーンで注目を浴びているのがネイルアーティストたち。K-POPシーンやその周辺で次々と生み出されている、驚異的なネイルアートにフォーカスした。

【写真】XGの“超人的”ネイルアートが話題

◆韓国でも引っ張りだこ…Tomoya Nakagawa

Tomoya Nakagawa氏は、日本テレビ系バラエティー番組「マツコ会議」に出演したこともある日本出身のアーティスト。ビョークやスウィーティーといったワールドスターたちのネイルを手掛け、一躍人気クリエイターに。東京生まれで、アパレル職の後に漁師を経験、その後ニューヨークでネイルアーティストとして成功を遂げたという異色の経歴の持ち主。今では多くのクリエイターが注目する3Dプリンターでのネイルピース制作をいち早く始め、彼の漁師経験が生んだ海洋生物のような神秘的なデザインで、ネイル界に旋風を巻き起こしている。

韓国でも特集記事が組まれるほど有名なTomoya氏。IVE(アイヴ)の「Accendio」では、コンセプトフォトのネイルはもちろん、魔法少女の変身アイテムのようなフィンガーピースやヘアピンも制作。また、「HEYA」にはトロピカルなヘアアクセサリーを提供している。

SEVENTEEN(セブンティーン)、LE SSELAFIM(ルセラフィム)のネイルに加えて、NewJeans(ニュージーンズ)がリーグ・オブ・レジェンドの世界大会で披露したテーマ曲「GODS」のステージでは、壮大なゲームキャラクターを思わせるヘッドピースも準備された。そして、XG(エックスジー)の「WOKE UP」でもヘッドピースを手掛け、その活躍はネイルだけにとどまらない。

◆XGネイルを手掛ける…Seung Hwi Yu

オブジェのようでありながらも有機物的な独特の魅力を放つXGのネイル作品。そのクリエイターが、Seung Hwi Yu(ユ・スンフィ)氏。K-POP界でおなじみの鬼才フォトグラファーCho Gi Seok(チョ・ギソク)氏率いるチームで多くのネイル作品を手掛けている。スンフィ氏のネイルデザインは、ロボットのようなメカニカルなものから植物や動物を思わせる自然的なデザインまで、幅広い創造性が魅力。多彩な作品はXGの無限の可能性をそのまま表現しているかのよう。

XGだけでなくKISS OF LIFE(キスオブライフ)のネイルチップやaespa(エスパ)「Armageddon」のMVに登場するアートピースの制作にも携わっている。

◆ネイルリングで指先に花を…Hitomi Matsuno

Cho Gi Seokの下、韓国でも活動していたヘアメイクアップアーティスト・クリエイターのHitomi Matsuno氏は、指を彩るネイルリングのクリエイションでも注目されている。あいみょん「愛の花」のビジュアルに起用された、指先に花とつたが絡まるようなフィンガーピースは、NewJeansの衣装にも採用。IVE「Accendio」では、指先をエンジェルの弓矢に見立てたようなネイルリングを作り上げた。

◆VFXでネイルアートを創造…CALLLMECHI

そしてネイルアートはVFXアートの域に。人間を超越した存在を表現した「Armageddon」のMVには、CGで再現された華麗なネイルが登場する。この斬新なネイルアートは、同MVのアートワークを手掛けたデジタルクリエイターのCALLLMECHI氏によるもの。彼はNewJeansのステージ映像、XG、NCT(エヌシーティー)らの3Dメイキングにも携わってきた。

aespaやXGなど、宇宙や異次元世界のファンタジックなコンセプトを具現化するグループが増える中、ネイルアートでも3Dデザインを大胆に取り入れるのがスタンダードになりつつある。立体的でデコラティブなネイルは、もはや指先を彩るジュエリーであり、アート作品そのもの。スカルプネイルやネイルチップだけでなく、フィンガーピースやハンドピースと融合し、手先からアートを紡ぎ出している。(modelpress編集部)

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