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メガホンを取るのは、ミヒャエル・ハネケに師事し、物議を醸すテーマ設定と鮮烈なビジュアルで強いインパクトを放つ作品を次々と発表し続けるジェシカ・ハウスナー監督。過去に手掛けた4作の長編映画もカンヌ映画祭に選出。「全盛期のキューブリックを彷彿とさせる冷静な眼差し」(THE FILM VERDICT)、「毒々しいユーモアを放つ作品」(FRANCE INTER)などと評価され、世界の観客を魅了している。
主演は『アリス・イン・ワンダーランド』をはじめ、『クリムゾン・ピーク』、『イノセント・ガーデン』のミア・ワシコウスカ。ハウスナー監督から直々のオファーを受け、独自の“健康法”を説き、生徒たちを言葉巧みに魅了する謎めいた教師を好演。
名門校に赴任してきた栄養学の教師、ノヴァク。彼女は“意識的な食事/conscious eating”という、「少食は健康的であり、社会の束縛から自分を解放することができる」という食事法を生徒たちに教える。無垢な生徒たちはその教えにのめり込んでいき、事態は次第にエスカレート。両親たちが異変に気づきはじめた頃には時すでに遅く、遂に生徒たちはノヴァクとともに【クラブゼロ】と呼ばれる謎のクラブに参加することになる。生徒たちが最後に選択する、究極の健康法とは? そしてノヴァクの目的とは?
本ビジュアルは、ノヴァクとともに、それぞれにさまざまな事情を抱える生徒たちの姿を写し出したもの。優しく微笑みながらも、ただ真っ直ぐに前を見つめるノヴァクの眼差しからは強い信念を感じさせるが、生徒たちの表情は固く、どこか不穏な空気を漂わせている。
その上には「ハマるとヤバいクラブ」「ヘルシーで幸福度がアップする“最新の健康法”。それは“食べないこと”」というコピーとともに、大きなプレートで1つのポテトを小さく刻む生徒の手元を捉えたカットも。健康や幸福をイメージさせるビタミンカラーの学生服が全体的にポップな印象を与える一方で、なぜか不似合いな表情を浮かべる彼らの姿に“異様さ”を感じさせる、不気味な魅力が詰まったビジュアルに仕上がった。
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映画『クラブゼロ』は、12月6日より全国公開。