SNSなりすまし広告詐欺 平均契約額“約687万円”にユージが警鐘「そもそも『絶対に儲かる!』みたいなうまい話はない」

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2024年06月05日 21:00  TOKYO FM +

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SNSなりすまし広告詐欺 平均契約額“約687万円”にユージが警鐘「そもそも『絶対に儲かる!』みたいなうまい話はない」
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜〜金曜 6:00〜9:00)。この記事では、5月27日(月)〜5月31日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。


(左から)吉田明世、ユージ



◆SNSなりすまし広告、2023年度の相談「9.6倍」

国民生活センターは5月29日(水)、SNS上で著名人などになりすました広告をきっかけに、投資に勧誘される「消費者トラブル」について、2023年度の相談件数が1,629件となり、前年度からおよそ9.6倍に急増したと発表しました。

2023年度の相談の平均契約金額は、およそ687万円で、前年度から453万円増。なかには、1億7,000万円を支払った事例もあり、年代別では60代が最多で相談の3割を占めていたそうです。

このトピックに、ユージは「そもそも、『絶対に儲かる!』みたいなうまい話はない。まずはSNSで怪しい勧誘が来たら、家族や信頼できる人に相談してほしいですし、こういったなりすまし広告詐欺があることを、家族でも話すなどして認識してほしい」と注意を促しつつ、広告を掲載するプラットフォーム側についても「SNSは本来、楽しいコミュニケーションをするためのツールだと思うので、まずはSNSからなりすまし詐欺広告をなくしてほしい」と切望していました。

◆マイナンバー利用事務に「およそ80」の国家資格等が追加

5月27日(月)からマイナンバー法などの関連法が施行され、マイナンバーカードの利活用の範囲が拡充。同日より、医師、保育士、税理士、理容師、美容師、建築士など、およそ80の国家資格等がマイナンバー利用事務に追加されます。また、資格取得時や引越時に住民票などを取り寄せて、省庁や都道府県などへの提出が不要になります。

このトピックに、ユージは「(利活用範囲が拡充され、より便利になることで、さらに)普及していくのかな」と感想を口にしました。

◆発売1週間で「3万部」突破

毎月、最終火曜日は「ジュンク堂書店池袋本店」とのコラボ・キーナンバー! 今回紹介するのは、「ビジネス書」部門です。同店スタッフが注目作として挙げたのは、今井むつみさんの「『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策」(日経BP)。著者で慶應義塾大学教授の今井さんの専門は、認知科学(とくに認知心理学)、言語心理学、発達心理学。認知科学から見たコミュニケーションの本質と解決策を提示した本作は、5月9日(木)に発売され、1週間で3万部を突破するほど、好評を博しています。

同店スタッフは「この本を読むと、どうしたら(相手に)伝わるかをより真剣に考えるようになる。自分が“分かった”と思ったことも、本当に分かっているのかどうか立ち止まってみることができます」とコメント。

ユージは「これは“確かに”って思いましたね」とうなずくと、吉田も「子どもと大人の会話が、すごくいい例なのかなと思いました。我々(大人)にとっての常識って、子どもはまだそういったことを経験していないので、『何で分からないの?』って言うのは良くないことですよね。それと一緒で、大人同士も同じようにズレがあるんだろうなって思います」と同意していました。

◆『線状降水帯』という言葉を、見聞きしたことがあり、理解しているのは「57.3%」

気象庁が、全国の20代以下、30代、40代、50代、60代以上の男女2,000人を対象に発表した「線状降水帯」に関する情報が、住民にどのように伝わったかなどについてアンケート調査を実施。その調査結果によると、「線状降水帯という言葉を見聞きしたことがありますか?」と質問したところ、「見聞きしたことがあり、理解している」は57.3%、「見聞きしたことがあるが、何を意味するか分からない」は31.5%、「見聞きしたことがない」は11.2%でした。

線状降水帯が発生すると、大雨災害の発生の危険度が急激に高まることがあるため、気象庁は心構えをより高めてもらうことを目的として、線状降水帯による大雨の半日程度前から呼びかけをおこなっています。

今回の調査結果を受けて、ユージは「『線状降水帯』の意味をちゃんと理解して、危機意識を高めていきましょう」と呼びかけていました。

◆台風「1号」

伊豆諸島や関東に接近していた台風1号には「イーウィニャ(Ewiniar)」という名前がつけられており、これはミクロネシアが提案した名称で、「嵐の神」という意味のチューク諸島の伝統的な言葉からとられているそうです。台風の名前は、日本を含む14の国や地域が加盟する「台風委員会」によって名前がつけられています。

ちなみに、台風の名前は、加盟国が10個ずつ提案し、決められた順番で繰り返し使われるということです。

ユージは、「今でも台風に名前がついていて、一時は(台風の予報などを報じるときに)日本でも『台風の○○が発生』って名前を言うときもあったんですよ。でも、最近は何かその名前にかわいさやユーモアを感じてしまうというか、被害の少ないときもあるけど、場合によっては危機・警戒が高まる台風もあるわけで、(注意を促すためにも、名前の)発表まではしない、みたいなことがあるらしいね」とコメントしていました。

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月〜金曜6:00〜9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/

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  • Meta/Facebookが「声明」とやらを出してひと月半が経ったが、禁止しているという「詐欺的、欺瞞的な広告」は今も変わらず出続けている。↓
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