ベシクタシュ、新監督にファン・ブロンクホルスト氏の招へいを発表

　ベシクタシュは5日、新監督にジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏が就任したことを発表した。なお、契約期間は2026年6月30日までとなり、1年の延長オプションも付随している。

　2022年10月から率いるシェノル・ギュネシュ元監督の下で2023−24シーズンをスタートしたベシクタシュだったが、昨年10月に解任すると、その後はルザ・チャルンバイ氏やフェルナンド・サントス氏を招へいしたが長続きはせず。最終的にはセルダル・トプラクテペ暫定監督の下でスュペル・リグ（トルコ1部）を16勝8分け14敗、勝ち点「56」の6位で終わっていた。

　来季に向けて立て直しを図るベシクタシュは、元マンチェスター・ユナイテッド指揮官のオーレ・グンナー・スールシャール氏の招へいにも関心を示していることが報じられていたなか、ファン・ブロンクホルスト氏が新監督に就任することを発表した。

　現在49歳のファン・ブロンクホルスト氏は現役時代にフェイエノールトやレンジャーズ、アーセナル、バルセロナなどでプレー。オランダ代表としても活躍し、2010年に引退後はフェイエノールトでコーチを務め、2015年5月からは同クラブで監督にも就任した。2019年6月に退任すると、中国の広州城（広州富力）での指揮を経て、2021年11月に古巣レンジャーズの指揮官に就任。翌年11月に退任して以降はフリーとなっていた。