9日は西日本で大雨のおそれ 本格的な雨の季節は来週以降に 2週間天気

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2024年06月06日 12:16  日本気象協会

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日本気象協会

9日は西日本で大雨のおそれ 本格的な雨の季節は来週以降に 2週間天気

9日(日)から10日(月)は太平洋側を中心に雨脚が強まり、9日(日)は西日本で大雨のおそれも。九州から東北は梅雨入りのタイミングが難しいですが、本格的な雨の季節はもう少し先になりそう。蒸し暑さが増すため、体調管理にご注意ください。



●7日(金)〜13日(木) 週末は西日本で大雨か


明日7日(金)は、広い範囲で晴れるでしょう。ただ、上空の寒気の影響を受ける東海や関東甲信、東北南部を中心に、急にザッと強い雨の降る所がありそうです。落雷や突風、ひょうにもご注意ください。

8日(土)も晴れる所が多いですが、西日本は天気が下り坂となりそうです。9日(日)から10日(月)にかけては、前線が西日本や東日本の南岸まで北上し、前線上を低気圧が通過するでしょう。9日(日)は発達した雨雲が西日本の太平洋側を中心にかかり、大雨になるおそれがあります。10日(月)は北海道まで雨の範囲が広がり、東海や関東を中心に雨や風が強まるでしょう。

梅雨入りが遅れている九州南部などでは、この雨が気象台の梅雨入りを判断する一つのタイミングになりそうですが、11日(火)には前線が南下して天気が回復する見込みです。一方、前線が停滞する沖縄や奄美は、9日(日)から断続的に雨脚が強まるでしょう。

最高気温は、平年並みか平年より高い日が多く、週末にかけて日ごとに蒸し暑くなりそうです。11日(火)以降は名古屋など、最高気温が30℃以上の真夏日が続く所もあるでしょう。室内でも時間を決めて水分をとる、エアコンを使うなど、熱中症対策を万全にしてください。


●14日(金)〜19日(水) 九州から東北 雨の季節へ


14日(金)以降は、北海道では晴れる日が多くなりそうです。この期間も梅雨前線が本州付近で停滞しにくく、東北から九州も傘マークは少ないですが、14日(金)以降は一時的に梅雨前線の雨雲がかかるでしょう。雨の降り方が強まる所もでてきそうです。今年の梅雨はメリハリ型で、降る時は急に大雨になることがありますので、気象情報をこまめに確認しましょう。沖縄は梅雨末期の大雨に注意が必要です。

最高気温は、全国的に平年より高い傾向です。九州から関東、北陸では30℃前後まで上がる所が多く、不快な蒸し暑さになるでしょう。東北や北海道も、25℃以上の夏日が続きそうです。沖縄では、夜間も25℃を下回らない熱帯夜となるでしょう。体調管理や食品の管理に注意が必要です。


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