参院法務委員会で答弁する岸田文雄首相(中央)=6日午前、国会内 岸田文雄首相は12〜16日の日程で欧州を訪問する。13日からイタリアで先進7カ国首脳会議(G7サミット)、15日にスイスでウクライナ和平に関する国際会議「平和サミット」に、それぞれ出席する。
政府が6日の衆院議院運営委員会理事会で説明、了承された。
G7サミットは伊南部プーリア州で13日に開幕。首相は6日の参院法務委員会で、ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化に触れ、「G7首脳との間で率直に議論を行い、結束して国際社会が直面する諸課題への対応を主導していく姿勢をしっかり示したい」と述べた。
平和サミットはウクライナのゼレンスキー大統領が提唱した。林芳正官房長官は記者会見で「平和実現に向けたウクライナの取り組みを国際社会が支持する姿を示す」と参加の狙いを説明した。
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首相官邸に入る岸田文雄首相=6日午前、東京・永田町