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あのびっくりドンキーのふるさとが盛岡に!? X(Twitter)に投稿されたびっくりドンキーの発祥の地、盛岡の「ハンバーグのベル大通店」の写真に2万9000件のいいねが付き、注目を集めています。
投稿したのはXユーザーのはっひーさん。「お座敷席がすごい…」と初めての体験に感動していました。びっくりドンキーは店内の装飾のユニークさも魅力のひとつですが、お座敷席なんてあるんだ……!
外観の佇まいはいつものびっくりドンキーながら、中に入ると中庭や座敷があって純和風。提供されるメニューは通常店舗と同じものですが、座敷で味わう定番のハンバーグディッシュは雰囲気も相まって非日常の体験ができそうです。
こちらの「ハンバーグのベル大通店」はいったいどんなお店なんでしょう。びっくりドンキーを運営するアレフにお話を聞きました。
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●感謝の気持ちを忘れないよう店名は「ベル」のままに
―― びっくりドンキーのふるさとである「ベル」はいつオープンしたお店なのでしょう。
広報: 「ベル大通店」は1972年にオープンしました。創業者が岩手県出身というゆかりもあって、びっくりドンキーのふるさととしてお客様に楽しんでいただいています。よく勘違いされるのですがこの「ベル」が創業のお店というわけではないんです。
―― 詳しく教えてください。
広報: 創業店は1968年に盛岡で創業した「ハンバーガーとサラダの店・べる」というお店です。当時はハンバーガーとサラダを看板商品にしていました。そのハンバーガーから、ハンバーグの和定食を目指して1973年に誕生したのが、現在の定番メニューである木のお皿にワンプレートで盛り付けた「ハンバーグディッシュ」になっています。「べる」は1973年に閉店し、「ベル」にバトンを渡しました。
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―― どうして現在もびっくりドンキーに名前を変えず、「ベル」として営業しているのでしょう。
広報: びっくりドンキーではなく、「ベル大通店」として営業している理由は、当時盛岡のお客様が「ベルさん」と呼んで足を運んでくれたことへの感謝の気持ちを忘れないためです。だからこそ、メニューはびっくりドンキーでも店名は「ベル」のままにしています。弊社は2024年で創業から56年目ですが、「ベル」をふるさととしてずっとハンバーグに向き合い続けています。
以上、びっくりドンキーを運営するアレフへ今回話題となった「ベル」がどんなお店なのかについて伺いました。筆者も盛岡旅行のときに訪れたことがありますが、和風の店内でいただく味噌汁とチーズバーグディッシュは格別でした。
そのほかXユーザーからは「ベル懐かし〜!昔行ってた!」「ここに来たら座敷一択よ」「子供の頃からびっくりドンキー大好きだから一度行きたい」といったコメントも寄せられました。
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