【写真】国産ブランド9品がランクイン! 2024上半期ベスコスTOP10の商品
■「@cosmeベストアワード2024上半期新作ベストコスメ」TOP10の結果は?
「@cosmeベストコスメアワード」は、@cosmeメンバーから寄せられたクチコミ投稿をベースに、今、生活者が支持している商品を表彰するアワード。なかでも「上半期新作ベストコスメ」は、この半年間に発売された新商品を対象としており「@cosmeベストコスメアワード」の上半期における新人賞となる。
今年は、4年ぶりにリニューアルした「アテニア」の「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ」が大賞を受賞。続く2位に、内側から輝くような透明感あふれる肌に導く「コスメデコルテ」の「ルース パウダー」、3位に、パウダー、クッション、リキッド、クリームの全ファンデーションやフェイスパウダーにも対応可能でマルチに使える「ロージーローザ」の「マルチファンデパフ 2P」がランクインする順位となった。
■昨今のコスメ界隈は“ミドルコスメ”が躍進
大賞に輝いた「アテニア」の「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ」は、硬くなった角質を柔らかくする成分を配合し、古い角質汚れを除去することで、次に使うスキンケアの浸透を高めてくれるクレンジングオイル。
実はこの「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ」は、リニューアルを機に値上げしているのだが、ユーザーからは肯定的な声が多かったそう。また、今回10商品中4商品に中価格帯ブランドがランクインした結果から、昨今のコスメのトレンドについて、@cosmeのリサーチプランナーは、スキンケアカテゴリーにおいて“ミドルコスメ(=中価格帯)”に注目が集まっていると分析した。
|
|
さらに、今回の結果で筆者が特に驚いたポイントが、10商品中9商品に国産ブランドがランクインした点だ。これまでは、SNSなどでバズリコスメとして韓国ブランドや外資系のラグジュアリーブランドを目にすることが多い印象だったが、昨今の物価高や値上げが影響し国産ブランドの売り上げが伸びている様子。
西村氏によると、クチコミでも値上げに関するワードや、「駆け込み購入する」「ストック買い」などの件数が増えているようで、実際に「@cosme TOKYO」の売上でも、ラグジュアリーブランドの価格改定発表以降から価格改定日前までの駆け込み需要が見えた商品もあったそう。
生活者が、値上げのタイミングで外資系ラグジュアリーブランドの定番商品を駆け込み買いやストック買いし、新作コスメは国産ブランドの商品を購入したことが今回の順位に影響を与えたのではないかと分析している。
スキンケアカテゴリーにおいて、プチプラやデパコスに続き“ミドルコスメ”という新たなジャンルの確率が期待される結果となった「@cosmeベストアワード2024上半期新作ベストコスメ」。12月に開催される「ベストコスメアワード2024」では、どんなコスメアイテムがランクインしてくるのか楽しみだ。
|
|
1位:アテニア「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ」
2位:コスメデコルテ「ルース パウダー」
3位:ロージーローザ「マルチファンデパフ 2P」
4位:KANEBO「ルージュスターヴァイブラント」
5位:ルルルン「ルルルン ハイドラ EX マスク」
6位:SOFINA iP「ベースケア セラム<土台美容液>」
7位:ラ ロッシュ ポゼ「シカプラスト リペアクリーム B5+」
8位:エリクシール「エリクシール デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aa」
9位:ルルルン「ルルルンピュア エブリーズ」
10位:ケイト「ポッピングシルエットシャドウ」
【「@cosmeベストコスメアワード2024上半期新作ベストコスメ」概要】
調査期間:2024年5月20日(月)〜5月21日(火)
調査対象:@cosmeプロデュースメンバー/15〜69歳の女性6212人
調査方法:アンケート方式