佐藤健プロデュースドラマでハプニング、エキストラ100人を救った地元会社の“神対応”

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2024年06月06日 16:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

佐藤健

 5月28日から30日の3日間、茨城県神栖市で大規模なドラマロケが行われた。

佐藤健さんが主演と共同エグゼクティブプロデューサーを務めるNetflixドラマ『グラスハート』の撮影です。ライトノベルが原作で、女性という理由でバンドをクビになったヒロインが、男性3人とバンドを結成し、成長していくというストーリー。佐藤さんは若き天才音楽家でバンドのリーダーを演じます」(スポーツ紙記者、以下同)

 佐藤直々のオファーもあって出演者も豪華。

「ギター担当に町田啓太さん、キーボードは志尊淳さん。彼らのライバルとなるバンドのボーカル役を菅田将暉さんが務めます。配信は2025年を予定していますが、主演クラスの俳優ばかりが集まる作品なだけに、すでに多くの人が注目しています」

 神栖市のロケにエキストラとして参加した女性に、撮影当日の様子を聞いてみた。

「ロケは屋外ライブシーンを撮る大規模なもので、エキストラとして数百人ほどが参加していました。早朝から夕方までの撮影だったのでハードではありましたが、佐藤さんを間近で見られて満足です!」

エキストラが嵐で帰宅困難に

 最終的に無事に撮影は終わったが、一時、現場ではハプニングが発生したという。

28日は“嵐”に見舞われたんです。一部の公共交通機関も止まってしまい、エキストラ参加者の中には、泊まるところがなくて困っている人もいて……。最終的には地元のタクシー会社が、泊まる場所を提供してくれたと聞きました」(ロケ参加者)

 協力を申し出た『南部タクシー』に経緯を聞いてみた。

「弊社は神栖市の映像制作を支援する団体に参加し、制作陣から相談を受けて撮影期間中、ロケ地と地元の主要駅の間を運行する臨時バスを提供していました。その流れで制作サイドから“泊まるところがない”と困っているエキストラが一定数いると相談を受けたため、弊社のSNS上で問い合わせ窓口を設けました

 神栖市周辺はコンビナートが多い工業地帯。春先は修繕工事が多く、そもそも宿が取りづらい時期だった。

佐藤はロケ地の選定にも関わっていた

窓口には宿泊場所に関する相談が100件ほど来ましたので、それぞれの事情に合わせて空きのある宿泊施設を紹介しました。それでも泊まる場所が見つからない方には、弊社が管理している宿泊可能なマンションの空き部屋を提供しました。佐藤さんの制作するドラマに協力できたのであればうれしい限りです」(南部タクシーの担当者)

 現地でのスムーズな連携もあって成功した大規模ロケだが、水面下で佐藤も尽力していたようだ。

「佐藤さんにとって『グラスハート』はプロデューサーとして初めての作品。そのため“絶対に成功させたい”と意気込んでおり、自らオーディションに面接員として参加したり、ロケ地の選定、撮影の段取りなど、制作にまつわるほとんどの工程に関わっています。神栖市での大勢のエキストラを要した撮影も、あらゆる事態を想定していたため、早々に対応できたのかもしれません」(制作会社関係者)

『シティーハンター』や『忍びの家』など、日本発のNetflix作品が成功を収める中、佐藤の『グラスハート』もヒット間違いなし!?

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